演歌歌手木村徹二(34)が15日、東京・中央区の日本橋三井ホールでコンサートを行った。
今月5日に発売したカバーアルバム「ザ・カバー3」に収録した昭和の名曲「襟裳岬」「北の宿から」を情緒たっぷりに歌唱。新曲「雪唄」は兄で作詞作曲を手がけた木村竜蔵(36)のピアノ演奏に乗って約700人を酔わせた。
公演前に取材に応じた。一問一答は次の通り。
-これから約1年ぶりのワンマンライブです。意気込みを教えてください
僕は演歌をあまり聞いてこなかったので、やり始めて1年ごとに知らない曲を覚えたり、歌の幅や歌い方も研究をしてということで積み重ねた1年1年でした。今日は1年間の進化、あとはデビューから3年たっての進化、歌の伸びしろをぜひとも聴いていただけたらうれしいです。
-公演の終盤には「雪唄」を作詞作曲した兄の木村竜蔵のピアノで歌います
演歌でデビューしました。「雪唄」は歌謡曲とかそっちの曲。兄貴のピアノで歌うので、楽曲の雰囲気に声を合わせる歌を合わせたいです。
-セットリストには父・鳥羽一郎の「兄弟船」、おじ・山川豊の「アメリカ橋」や昭和の名曲カバーがあります。どんな意図がありますか
歌の可動域というか、ここまで歌の世界が広がったよというところを見ていただくためのチョイスだったのかなと思います。演歌もあれば歌謡曲、フォークもあるので、いろんなところを楽しんでもらいたい。
-22年11月16日に「二代目」でデビュー。今日が3年目の最後の日です。3年を振り返っていかがですか
もともとは兄貴と一緒に音楽をやっていて、どうしても2人で歌うところもあって、ちょっとサポっていた部分もあったというのを1人でやってからより実感しました。なので、1人で歌っても恥ずかしくないようにしなきゃなということで、努力してきた3年だったと思います。
-三山ひろしから、鳥羽一郎と同じように歌唱時に足をバタバタさせていると指摘をされたようですが
やっぱり遺伝子的なものなのでしょうね。知らない間に癖みたいなものが出ているのですね。歌っている時につま先をポンッとやるのが同じだと言われました。何となくリズムを刻んだり、ちょっと心を落ち着かせる意味で自然と出ていました。
-来年4月には東京・新橋演舞場で、歌舞伎俳優坂東玉三郎の司会で兄弟でコンサートを行います
ありがたいことに、歌を評価というか、良いと言っていただきました。玉三郎さんが聞いてきたアメリカスタンダードな曲を中心に歌います。極上の歌をしっかりと楽しんでもらうステージに仕上げられればなと思います。普段はがっつりと調理をした料理を提供していますが、その日は素材を調理せずに提供する。味がしっかり伝わるコンサートにしたいです。オリジナル曲も入れます。具体的にはあと4カ月以上あるから、これから決めます。