“今世紀最後の歌謡ショー司会者”西寄ひがしが長崎の「松浦アジフライ実況レポーター」に認定

長崎・松浦市の「松浦アジフライ実況レポーター」の認定証を持つ西寄ひがし

“今世紀最後の歌謡ショー司会者”の異名を取る西寄ひがし(52)が17日、「松浦アジフライ実況レポーター」に認定された。この日、都内でアジ水揚げ量日本一の長崎県松浦市の友田吉泰市長(61)から、認定証を手渡された。

アジの水揚げ量は<1>長崎県<2>島根県<3>宮崎県がベスト3で、長崎県は全水揚げ量の46・3%を占める。中でも松浦漁港が多い。

松浦市では19年4月に8条からなるアジフライ憲章を掲げ、同市が「アジフライの聖地」であることを全国に宣言した。現在、市内35店舗でアジフライを提供しているという。

西寄は23年元旦から3年連続で、MBSラジオ(大阪)のお正月特別番組で、アジを油で揚げる様子を「アジフライ初め」として実況している。キッチンスタジオで実際にアジを揚げるシーンを、「海に別れを告げたアジたちが、白い装束を身につけて、今か今かと待ち構えています…」と映像のないラジオで、歌謡司会者らしい口上で実況。そして「お正月に揚げるのは凧(たこ)じゃない。アジだ。アジましておめでとうございます」という名言(迷言)が話題となった。

そんな西寄の活動を知った友田市長が、西寄に連絡を取り、今回の「松浦アジフライ実況レポーター」の認定につながった。

認定証の文面は「あなたの実況は、聴く者を魅了し、食欲が刺激され、アジフライの魅力を最大限に引き立てるものであります。よって、あなたを『松浦アジフライ実況レポーター』に認定します」。

友田市長は「(アジ水揚げ量)日本一の称号をいかせないかと考えていました。それで事務所を通さず直接、西寄さんにお願いしました。今後は地元でのイベントにも来ていただければ。そして、全国の方、外国の方に松浦市に来ていただきたい」と期待した。

西寄は「僕は大分の中津市出身で、唐揚げで有名なんですけど、肉と魚ですから問題ないです(笑い)。すでに『松浦アジフライ音頭』を作ろうという話を進めています」とやる気満々。友田市長も「認定している方なので、実現すれば認定ソングに」と大ノリ。

西寄は音響会社の社員から、森進一の付き人となり、専属司会者にもなった。その後、氷川きよし、水森かおりらの専属司会者として、歌謡ショーを盛り上げている。卓越した話術からラジオのパーソナリティー、トークショーでも活躍。最近は作曲にも挑戦した。今回、新たな肩書がついた。「アジフライの実況レポーターなんて世界初ですよね。頑張ります」と誓っていた。【笹森文彦】