古舘伊知郎(70)が19日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に生出演。日中外務省幹部の会談後に、中国側の幹部が両手をポケットに突っ込んだままの姿で日本の外務省幹部を見下ろすようにした映像や写真が、中国メディアを中心に公開されたことについてコメントした。
この日には、中国が今月再開が確認された日本産水産物の輸入を再び停止したことも判明。古舘は「ようやく水産物の輸入も解かれたということで良かったなということだったんですが、これ想定内だけどやっぱり言ってきたかということですね」と話した。
さらに高市早苗首相の台湾有事をめぐる国会答弁については「発言を撤回するというのは高市総理、日本側からは厳しいですよ。世論うんぬんというだけじゃなくて、撤回したらしたで中国側がつけ込んできますから、そういう意味では事務次官とかですね、外務大臣とかいろんな段階はあるといえ、案の定、中国はお芝居を打ってくるじゃないですか」と話した。
石井亮次は「おじぎを…」と両国外務省幹部の写真に言及。古舘は「ポケットに手、突っ込んで、おじぎっていうか同時通訳で日本語訳を聞いているというたたずまいで、カウンターパートナーがポケットに手を突っ込んでいる。あまりにも感じが見えすぎちゃう。これは演出なんで、ここは怒る気持ちはものすごいあるんだけど、なんだよ、っていうのを抑えて、冷静に立ち回らないといけないなと思うんですよね。文字通り演出ですね。世界にこれがいくわけですから、そういう中国のやり口だということを知った上で粘り強くやらなきゃいけない局面だと思います」と持論を述べた。
木原稔官房長官は19日午前の記者会見で、高市早苗首相の台湾有事をめぐる国会答弁を受けた18日の日中外務省幹部の会談後、当該写真について「日本側としかるべく調整されない形でプレスアレンジ(報道の調整)が行われた」と明かした。
18日の協議は、外務省の金井正彰アジア大洋州局長と、中国外務省の劉勁松アジア局長との間で行われた。話題となった映像や写真では、会談を終えて中国外務省の建物から両幹部が出てきた際の様子で、劉氏は胸を反らし、両手をポケットに突っ込んで歩き、その横で、通訳の言葉に耳を傾けている金井氏は、少し頭を下げているようにも見えていた。