今井翼「行く前に1冊まるごと」セリフをたたき込むストイックさ 驚きの準備を明かす

映画「月のこおり」舞台あいさつに登壇した今井翼(撮影・寺本吏輝)

歌手の今井翼(44)が21日、都内で、主演映画「月のこおり」(堂野アキノリ監督)の公開初日舞台あいさつに登壇した。

同作は、妻子がある写真家・北村竜次(今井)が、ジャズシンガー・小春(女優すみれ)に魅了され、ステージ写真を撮り続けることで始まる、9年にわたる恋模様を描く。

撮影は札幌で6日ほどの短期間だったといい、「朝から晩まで撮影して、そこからセリフを覚える作業をしたくなかったので、札幌に行く前に東京で1冊まるごと、全セリフを覚えました」と驚きの準備を明かした。MCが目を丸くする中、「ガンガン、ストイックにやっていましたね」とハードな日々を涼しい顔で振り返った。

一方、「追い込まれている気持ちもあった」と話した。「セリフに執着されず、作品とか現場の空気感をモノにしたい。そういう準備をしました」と、感覚を研ぎ澄ませて挑んだという。

1年ほど前に撮影は終えているが、「映画にしてもドラマにしても、作品を撮ったから終わりではなくて、見ていただくことで全てが始まる」と話し、「見る方の立場とか考え方とか、それぞれの視点での感じ方があると思いますので、1度と言わず5度くらい見てほしいなと思います。近所の方にも勧めてほしいです」とアピールした。