X JAPANのYOSHIKIが20日(現地時間)、サウジアラビア・アルウラのユネスコ世界遺産「Hegra(ヘグラ)」で開催された特別公演「Hegra Candlelit Classics」に出演し、日本人アーティストとして初めて同所で公演を行った。3度目の首の手術後初となった海外公演で、「紅」「ENDLESS RAIN」など全12曲をピアノ演奏した。
舞台は約2000年の歴史を持つ古代遺跡。何千カ所ものステージに立ってきたYOSHIKIに「こんな場所はなかった」と言わしめるほどの神秘的な空間。数千本のキャンドルがステージを照らす幻想的な空間の中、YOSHIKIが生み出すパフォーマンスに同国王室関係者や世界中から集ったファンは感嘆。代表曲「紅」では音色に合わせて遺跡が深紅に染まり、紅とクリスタルピアノのコントラストが実現。唯一無二の光景が広がった。
土地の世界観もインスピレーションを刺激。「本当にできたて」と、世界的トランペッター・イブラヒム・マーロフ氏と開演の数時間前に共同制作した新曲「ALULA」をサプライズ披露。地名から名付ける粋なパフォーマンスで観客を喜ばせた。当日は自身の誕生日でもあり、「今日から『X歳』になりました」とカジュアルに報告。異国の地で大きな祝福を受けた。
歴史的公演を経て「なんとなく自分の人生の序章が終わったと感じています」と得たのは大きな充実感。ファンに向け「驚くような発表があるから構えていてね」とし、「みんなにいただいた御恩は返すので頑張らせていただきます」と宣言。壮大な音楽の物語はまだまだ続く。