「報道特集」山本恵里伽アナ、高市首相発言で地元熊本の声代弁「地域の分断、そんな危機感を…」

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TBS山本恵里伽アナウンサーが、キャスターを務める同局系報道番組「報道特集」(土曜午後5時半)の22日の放送に生出演。高市早苗首相の台湾有事をめぐる発言で日中関係の緊張が高まっていることに関連して、新たな長射程ミサイル配備が計画されている山本アナの地元、熊本市内で不安や戸惑いの声があがっていることを伝えた。

番組では、今月9日、熊本市内の健軍にある自衛衛隊駐屯地への新たな長射程ミサイルの配備計画をめぐり、反対デモが起きていたことを紹介。健軍は自衛隊と共生してきた町であることを紹介した上で、ミサイルが中国本土の一部も入る射程1000キロメートル超であることに触れた。山本アナは配備反対派「STOP!長射程ミサイル・県民の会」の代表に取材し、「この地域一体が、向こうの反撃や攻撃の対象となってしまう」との戸惑いの声を報道。そこに高市首相の発言があったことで、同代表が「近隣諸国を刺激、挑発するような取り組み、準備がなされ、それを勧めるような発言が軽率になされるのは大変問題だと思います」と語ったことも伝えた。一方で、別の市民が「普段自衛隊を身近に感じて、守って頂いている印象があったので、賛成とも言えないんですけど強く反対はできない」などと意見する声も報じた。

山本アナは、これらの状況について「私の地元の熊本では、長射程ミサイルが配備されることになって、自分たちの地域が逆に攻撃の対象になってしまいかねないと反対デモが起きていました。こうした最中での高市さんの今回の発言ですから、なぜさらに刺激するようなことを言うのか、と困惑の声があがっていたんですね」と説明。「特に熊本の中でも健軍というのは、自衛隊と共生してきた町なんです。でもそれが、新たなミサイル配備の計画によって、地域の人たちの分断につながってしまうのではないか、そんな危機感を覚えました」と私見を述べた。

番組では他にも、総理官邸前で21日に行われた、高市首相に発言撤回を求めるデモの様子や、元外務審議官の田中均氏が、「外交上何のプラスもない。百害あって一利なし」と指摘したこと、一方で、台湾では民進党の鍾佳濱幹事長から「高市総理の発言が歴代総理と異なるのは、日本の政策転換というより、中国の脅威に対応した結果と見るべき」と評価の声があがったことなども伝えた。