女優寺島しのぶ(52)が25日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に出演。歌舞伎俳優中村獅童(53)の映画「国宝」評に涙した。
2人は同学年で、幼少期からお互いを知る間柄。獅童は寺島が出演した「国宝」について「4回ぐらい泣きましたね」と告白すると、「私の祖母に言われた言葉と同じせりふが出てきた」と明かした。また「僕も父が早くに廃業して、自分が歌舞伎役者になりたくて今日まで続けさせていただいているわけですけど。母と二人三脚でやってきて、いろんなことを思い出したっていうのもありますし」と自身の歩みを振り返った。
さらに「映画として本当に素晴らしかったですね」と絶賛。歌舞伎を題材にすることの難しさについて「映画会社は、みんながみんな乗り気じゃないと思う。題材が地味っていうのと、歌舞伎を映画化してヒットは見込めないと。映画化するまでに紆余(うよ)曲折あったと聞いておりましたし、大体想像すればそうだと思うんですね」と推察しつつ、一方で「それがふたを開けてみたらあれだけの大ヒット。スタッフ含め、李監督が最後まで諦めなかった。時代を動かしたってことですよね」と手放しでたたえた。
獅童は「自分も歌舞伎界にいて歌舞伎界を動かしたい、時代を切り開きたいという思いでいろんなことをやらせていただいてますけど、映画界をあれだけ動かして、大人が見る映画であそこまで大ヒットしたというのは歴史的快挙」とし、「そういうものが題材でもヒットすることがあるんだと証明された。これから日本映画がますます面白くなるのではないかと思います」と最後は日本映画への期待も込めた。
寺島は獅童の話に思わず涙。うつむいて涙を拭うと、MCのハライチ澤部佑が「寺島さんが…ティッシュ~!」と大慌てでスタッフに呼びかけ笑いを誘った。泣き笑いの寺島がアップになると、そのままCMに入った。