23年に脳腫瘍のため28歳で亡くなった、阪神タイガース外野手の横田慎太郎さんの生涯を描いた映画「栄光のバックホーム」公開記念舞台あいさつが29日、大阪市のTOHOシネマズ梅田で行われ、ダブル主演を務めた松谷鷹也(31)鈴木京香(57)に加えて、前田拳太郎(26)伊原六花(26)、秋山純監督が登壇した。
前日に都内で行われた公開初日舞台あいさつに続き、松谷はこの日も横田さんから譲り受けたグローブを手に登壇。公開を受け、「1日1日大切に生きようと思いました」「慎太郎さんの生きた証を残してくれてありがとう」といったメッセージを受け取り、「昨日の夜、泣いてました」と明かした。
その上で、「慎太郎さんが命をかけて最後の最後まで伝えたかった、1日1日を大切を生きることだったり、目標を持つことだったりを、まだ生きている僕たちがしっかりと受け取って、常に心に持ち続けることが一番、慎太郎さんに対しての恩返しであり、忘れないことだと思うので、皆さんもぜひこの映画を通して感じたことを明日から実践してもらえたらうれしい」と語った。
甲子園球場での撮影時に起こった“奇跡”も披露。撮影可能なタイミングが1日しかなく、しかも、その日は台風が接近し大雨予報。雨の中、球場に向かったが、いざ慎太郎さんのグローブを持ってグラウンドに出ると「雲がサーッと広がって、晴れ間が出て、太陽が顔を出してくれて」。
前田も「本当に大丈夫かなって日だったんですけど、グラウンドに入った瞬間青空になって。横田選手の思いが伝わったのかなって思いますね」と振り返っていた。