仲里依紗の名字「仲」に秘められた意味、母方の先祖は薩摩藩の財源を築いた回船商人だった

仲里依紗(2025年8月撮影)

NHK総合「ファミリーヒストリー」が3日、放送され、女優仲里依紗(36)のルーツに迫った。

仲の父方の祖父はスウェーデン人のアクセル・フィリップソンさん。仲の誕生後、3年で亡くなっている。

番組スタッフは実際にスウェーデンへ行き、取材を開始した。アクセルさんはスウェーデンの小さな村ユング村出身で、39歳で船乗りとなった。世界を航海中、船の故障で長崎に立ち寄り、そこで仲の祖母、仲女禮(めれい)さんに出会ったという。

女禮さんの本籍は鹿児島の知覧町。江戸時代の中ごろに生まれた先祖の仲覚兵衛さんも船乗りで海運業を営んでいた。仲覚兵衛さんが大阪に行った時のこと、獣骨が多数散乱していた野原の草が生い茂っているのを見て、獣骨が肥料になると推察。獣骨を鹿児島に持ち帰り、砕いて肥料にすると、火山灰で痩せた大地が豊かになっていった。その大地で菜種を栽培し、菜種油として販売。それが薩摩藩の財源となり、幕末の軍事力の強化につながった。

その功績が認められ、「仲」の名字が与えられたという。回船商人として幅広く取引があり、信頼関係も良好で「仲がよかった」ことに由来している。VTRを終えた仲は「仲がずっと仲で。仲良しの仲で」と驚きの声を上げた。

仲里依紗は本名で活動。1989年(平元)10月18日、長崎県生まれ。オーディションをきっかけに芸能界入り。08年の映画「純喫茶磯辺」で注目され、10年には「時をかける少女」「ゼブラーマン-ゼブラシティの逆襲」で第34回日本アカデミー賞、第23回日刊スポーツ映画大賞などの最優秀新人賞を獲得。13年3月には俳優中尾明慶と結婚。同年10月に第1子男児を出産した。特技は日本舞踊、水泳、ピアノ。162センチ。