NiziU、全員20代突入の大人モード「実力面にも注目してほしい」新作3rdアルバム解説 

取材に応じたNiziU(左から)AYAKA、RIKU、MAYA、RIMA、MAKO、MAYUKA、MIIHI、RIO、NINA(撮影・田中聖太郎写真事務所)

9人組ガールズグループNiziUが、3rdアルバム「New Emotion」を発売した。メンバー全員が20代になったことを記念し製作された、少女の成長を描く「YOAKE」など大人な表情が映る楽曲群を多数収録。このほど日刊スポーツなどの取材に応じ、今作の魅力について語った。【望月千草】

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デビュー5周年。9人の成長の軌跡が詰まっている。

リード曲「ハートEmotion」(ラブエモーション)は、SNSを活用した恋の作戦で片思いの相手を攻略していく過程を描いたデジタル時代のラブソング。リアリティーある歌詞は共感性も高く、RIKU(23)は「寂しさもあるし、多幸感あふれる楽曲になっているので、この曲を聴いてたくさん幸せになって欲しいです」と願いを込める。NiziUと親和性の良いポップな世界観は、振り付けやおなじみのフォーメーションダンスにも。「振り付けにもSNSのアイコンの丸型をダンスで表現したり、隠されている面白い部分がたくさん入っているので注目していただけたら」と解説した。

今年2月、最年少のNINAが20歳を迎え、メンバー全員が20代に突入。NINAは「全員が大人になってからしか出せない色だったり歌声がすごくあると感じています」と語る。楽曲中の声の出し方やスキルの使い方をはじめ、「私たちの実力面にも注目してほしい」と強調。これまで通りのかわいさだけでなく、9人のハードサイドが表現された「RISE UP」での大人な表情、ユニット曲での表現など、この5年で蓄えた引き出しの多さを体現した。

その大人な技術が反映されている曲として挙げるのは「Come on Over」と「That,s Me」の2曲。「『Come-』は私たちにとって新しい、レトロ感のある楽曲で新鮮な楽曲でした。メンバーの声も誰が歌っているんだろう? って分からないくらい」とテクニックが詰まっている。「That,s-」についても「今までやってこなかったジャンル。ちょっとカッコいい低めの声を出したり誰が歌っているんだろう? って。その2曲が特に違いを感じることができるんじゃないかなと思います」と熱っぽく語った。

AYAKA(22)も“推し曲”を2つ挙げた。「NiziUとしてだったら『Happy day』。メンバーの個性が輝いている曲。ミュージカル調のリズム感だったり、パフォーマンスする時に輝くんじゃないかなと。個人的にお気に入りの曲は『Come on Over』。リズム感が聞きやすくて、メンバーの声もストレートに入ってくる感じがお気に入りです」と挙げた。

グループ史上最多公演数となる全国23会場32公演をまわったホールツアーを完走し、メンバーの絆もより強固になった。来年2月からはアリーナツアーが開幕する。リーダーのMAKO(24)は「アリーナツアーを9人で完走できるようにしたい」としつつ「その後に、ドームだったりスタジアムだったり規模を広げて、たくさんの『WithU』(ファンネーム)の皆さんにお会いしたいですし、スタジアムに立った時にあの景色が忘れられないのでもう1度あの景色を見たいなと思います」と背筋を伸ばす。「9人が健康第一で1年間、たくさんの『WithU』の皆さんに幸せと勇気と感動と笑顔を届けられたらと思います」。多幸感満載なNiziUらしく、9人手をつないで、ステップを踏んでいく。

○…全員が“20”代になり、やってみたいことについても語った。MAYUKA(22)は9人での旅行を希望。「メンバー何人かで免許を取って運転して旅行に行って、温泉とかでまったり過ごしたいです」とリラックスするご褒美時間をリクエスト。MAYA(23)は「クリスマスや誕生日はメンバー同士で過ごしたりプレセントをあげたりしています。20歳だからとか関係なく、30歳、40歳になってもクリスマスパーティーや誕生日プレゼントの交換はしたいなと思います」とメンバー愛をのぞかせた。