<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>
GENERATIONSのデビュー日の11月21日、ドキュメンタリー映画「GENERATIONS:The Documentary」が公開となった。公開前日に行われた舞台あいさつを取材する機会に恵まれ、退所した元メンバーの関口メンディー(34)への思いを赤裸々に語る場面を見た。
同作ではコロナ禍をきっかけに始まった苦難と試練の日々や、「2.0」として再び走り始めた決意を赤裸々に描いた。関口の退所で生じたメンバーの葛藤や涙も描き、ファンと当時の辛い思いを分かち合いつつ、現在のしっかりと前を見据える姿を届けた。
舞台あいさつは和やかに進み、映像に映ったメンバーそれぞれの机の散らかり具合を振り返ったり、デビュー直前の秘蔵写真を見たりして笑い合った。
終盤に、司会者から「メンディーさんに何か伝えたいことはありますか?」と問いかけられると、客席が一瞬静かになった。ふれてもいい話題なのか…という緊張と、どうしても聞いておきたかった…と耳を傾ける様子がうかがえた。あの瞬間だけ笑い声が止まった。
それでも6人は特に深く考えるでもなく、率直な思いを次々に口にした。小森隼(30)は「僕らは仲たがいしたわけじゃないし、新しい肩書を背負いながら歩いている。こけることなく歩いてほしい」。数原龍友(32)は「TikTok見てるよ。頑張っているの見たいからいっぱい投稿して!」と笑顔で話した。片寄涼太(31)と佐野玲於(29)は「いまさら特にない」と関心がなさそうなそぶりを見せつつ、「今家どこなんですか?」「元気でやっているのが一番」とあっさりとしたメッセージで笑いを誘った。
中務裕太(32)は「結局やりたかったことってなんなんすか? TikTok撮る時間あったらダンス練習したらいいんじゃないですか?」と言い放ったが、小森から「最近GENERATIONSを応援してくださった方は引きますよね? でも15年前から、10代のころからずっと一緒だったから、たとえ俺だったとしてもこうなっていますよ」と必死にフォローされ、笑いの渦を巻き起こした。
どことなく素っ気なさそうにも読み取れるが、メンバーが発した言葉は15年以上変わらない、いつも通りの愛あるイジりだった。全員が笑い合いながら話している様子が7人の固い絆を物語っているようで、白濱亜嵐(32)の「僕が一番連絡を取っている。『ライブ来る?』みたいに。関係性は昔と全然変わっていない」という言葉が象徴的に表していた。
グループの危機を乗り越え、笑顔でエールを送れるほど前を向けている6人を記者は目撃した。GENERATIONSが当時抱いていた思いとこれから見せる表情をしっかり見つめて、さらなる飛躍を追いかけたい。【野見山拓樹】