女優浜木綿子(90)が、12月16日発売の「週刊女性」で、初のエッセー連載を執筆している。「“0回目”(プロローグ)」同日発売分に掲載されることになり、主婦と生活社が14日、発表した。
浜が雑誌や週刊誌で連載を担当するのは初めて。
連載タイトルは「90歳 今が愉しいひとり暮らし」で、語り下ろしエッセーになる。ローマならぬ「老婆の休日」をテーマに、今年90歳の卒寿を迎えた浜が、「ゆるゆるとしながらも、日々の暮らしを楽しむコツ」を語っている。
毎朝の「プチトマト」、寝る前の「宝塚体操」などのルーティン、焼酎とショパンの音楽を楽しむ夜の過ごし方などがつづられ、浜いわく「ごくごく普通の人間」だと言う“飾らない日常”が記されている。
“0回目”は、連載プロローグの位置づけ。浜からは「実は私、お芝居を演じていて『楽しい』と思ったことが一度もない」「昔は一晩でブランデー1本を開けたことも」といったエピソードも明かしている。
連載第1回は来年1月6日発売の「週刊女性」からスタート。その後、隔号で掲載予定という。
浜は、「ゆるゆる暮らしの私ですが、マイペースでいいと言われていますので、語り下ろしコラムの始めさせていただくことなりました。運命に抗(あらが)いながらの90年、今の私の暮らしにお心を傾けていただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます」とコメントを寄せた。
◆浜木綿子(はま・ゆうこ) 1935年(昭10)10月31日、東京生まれ。宝塚音楽学校を卒業後、53年に宝塚歌劇団に入団。61年に退団し、女優に転身。62年に芸術祭奨励賞、73年ゴールデン・アロー賞、89年に菊田一夫演劇大賞、95年に橋田賞などを受賞。00年に紫綬褒章、14年に旭日小綬章を受章。
息子は俳優香川照之で、市川中車としても活躍。孫の5代目市川團子は歌舞伎界で注目される若手役者の1人。