芥川賞作家、柳美里さん(57)が16日までにX(旧ツイッター)を更新。滞在中の米国での恐怖体験をつづった。
仕事のため米シカゴを訪れている柳さんは「わたしが、この世で最も怖い、と思っていたことを、体験してしまった。2階のコインランドリーに行くために、自宅マンションのエレベーターに乗った。ガクッと音がして、全てのランプが点灯せず、閉じ込められた」と、体験した出来事について書き出した。
緊急ボタンや非常呼出ボタンを押しても作動せず、「Help me!」と叫び続けても助けが来なかったため、「ドアに手をかけて力任せに扉をこじ開けて、外に出た」という。この時期のシカゴの気温はマイナス20度を超えることもあり「このマンション、お年寄りもたくさん住んでるので、緊急ボタンも非常呼出ボタンも点灯しないのは、管理責任上アウトだと思う。時間帯によっては、長時間閉じ込められることになり、死者が出る」と指摘した。
「乾燥機内の洗濯物をピックアップするだけだと思い、スマホを部屋に置いてきてしまったことを、死ぬほど後悔した。もう、二度と、エレベーターには、乗らない」と吐露。「エレベーターの扉を見るだけで、怖い。まだ、全身の震えが止まらない」「エレベーターが停まった場所が階と階の間だったら、扉をこじ開けたところで、脱出できなかったーー、想像するだけで、怖い。怖すぎる。もう、二度と乗らない」とつづった。