NMB48川上千尋(27)が22日、大阪市内で舞台「私立探偵濱マイク-罠-THE TRAP」(26年3月14~15日、クールジャパンパーク大阪TTホール)の取材会に出席した。
林海象監督の映画「私立探偵濱マイク」シリーズが公開30周年を記念して、21年に朗読劇、22年には舞台化。その完結編となる今作で、川上は主人公濱マイクの恋人、百合子役を演じる。「障がいを持ってらっしゃるけど、強く生きる女性。明るく、強く、ポジティブにというのが胸に響きました」といい、「シリーズを見てくれているファンの方はもちろん、まだ見たことがない方にも楽しんでいただける作品だと思う。私も映画を見て、そう感じたので、濱マイクが繰り広げるスリルや百合子が濱マイクに思っている感情を皆さんにしっかりお届けできるよう頑張りたい」と意気込んだ。
阪神ファンとして知られる川上だが、公演期間中はオープン戦やWBCのまっただ中。「稽古中は気になっちゃうかもしれないですけど、それがないように取り組みたいな」と苦笑い。阪神の選手に見に来てもらいたいかと聞かれると「奮闘してる姿はどなたにも刺さると思うので、落ち込んでる選手がいれば見に来てください」と笑った。
2012年12月に4期生として加入した川上は、23日に大阪・オリックス劇場で卒業コンサート「NMB48川上千尋 卒業コンサート~アイドルちっひーのラストイニング~」を行い、26日に本拠地NMB48劇場の「天使のユートピア」公演をもって卒業。13年間のアイドル生活に別れを告げる。
今作は卒業後、舞台「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS幻影戦争 THE STAGE2」に続く2作目の出演作となる。稽古も同時進行で行う形になるが、「めっちゃめちゃ不安ですが、精いっぱい頑張りたい」。
17日には27歳の誕生日を迎えた。「27にもなれば、あまり特別な日でもないなと感じました。年を重ねるうれしさも三十路(みそじ)に近づくということで、別にお祝いされなくても平気でした」。
女優として次の道を進むことには「高畑充希さんのような舞台も映像も両立されている方が理想なんですけど、まずは地に足を付けて、着実に目標をかなえていくのが私の良さでもあると思う。いろんなものにチャレンジして、上を目指し続けたい。年を取るほどに深みを増す俳優さんになりたい」と目を輝かせた。
その前にも、まずはアイドルに全力投球。卒コンを翌日に控え、「13年間アイドル。当たり前だったものがなくなるのは不思議な感覚」と話しながらも、「誰とも違う卒コンだと断言できます。フルスイングですね」と力強く語っていた。