お笑いコンビ、エバースが23日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜午前8時30分)にゲスト出演。漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2025」の最終決戦で、腹話術のネタを選んだ経緯を語った。
2年連続ファイナリストのエバースは、1本目の車のネタで最高得点となる870点を獲得。1位通過で最終決戦に進んだが、たくろう、ドンデコルテに次いで3位となった。
2本目に腹話術のネタを選んだのはツッコミ町田和樹の希望という。ボケの佐々木隆史によると、自身が別のネタを提案すると「明らかに顔に出るんです。僕があのネタは? って言った時も、明らかにやりたくなさそうで」と苦笑した。
町田はこれに「やりたくないっていうか、『M-1』という舞台でやるには、ちょっとなじみが足りたないかとか…」と慣れきっていなかったためと説明。佐々木は「2本目でやろうと思っていた車のやつを1本目に持ってきたので。2本目は腹話術のネタを。町田があれにしたいって言ったんです。あれこそ町田のパフォーマンス次第」と町田があえて自身に負荷がかかるネタを選んだことに苦笑した。
一方で佐々木は「僕は『M-1』に向けてたたいてたやつを2本目にやるのもありなんじゃないかと思っていたので。当日の朝に1回、町田に電話したんです。2本目あれはどう? って。まだ世に1回も見せてないやつ。あれはどう? って電話したんですけど、『いや腹話術で』って。めっちゃやりたいじゃん」と町田の回答に笑った。
町田は腹話術のネタについて「不安要素はいろいろあるんですけど、“ウケる”(読み)で押し切れるぐらい1年間ウケてはきた」と信頼を置いてきたといい、佐々木も「準決勝があれで上がったので。別にいいのかなという感じはありました」と結局、同意。
最終決戦直前にも町田に意思を確認したといい「暫定ボックスに行って、もう1回言ったんです。あのネタはやんなくていい? って。本当に腹話術で行くかどうかって聞いたら、町田が『笑いで押し切る』って言って。『ネタ的に審査員の人にどう評価されるか分かんないけど、笑いで押し切る』って。『ウケさえしたら四の五の言われないから』って。『とにかくウケるから』って言って」と振り返った。
結果は3位となり、佐々木は漫才中の心境を「僕的にはそんなにウケてないなと思いながらやってた」と告白。また「町田の顔パッと見たら、人形やってんのかテンパってんのか分かんないぐらい」と相方の焦りが伝わってきたと笑った。
腹話術人形として表情を作っていた町田は「より目ぐっと寄りすぎて、審査員と今田耕司さんが同時に見えた。本来見えるはずのない画が交差した」と打ち明けて笑いを誘った。