泉房穂氏「スキャンダル対応うまかった政治家」実名紹介 女性前市長2人はバッサリ

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元兵庫県明石市長の泉房穂参院議員が、27日放送のTBS系「情報7daysニュースキャスター~365days総決算SP~」にVTR出演。政界の1年を振り返り「スキャンダルを乗り切れる人・乗り切れない人」について持論を述べた。

泉氏はまず、ラブホテルでの密会問題で辞職し出直し市長選(来年1月5日告示、12日投開票)再出馬の意向を示している群馬・前橋市の小川晶前市長について言及。「何度もお会いしたことがあります。そこまで詳しい訳じゃないんですけど」と面識があるとした上で「普通に市役所の市長室で打ち合わせすればいいのにね。私も市長でしたけど、わざわざお金払って別の場所行かんでも、と思いますけど」と苦笑しながらバッサリ。「市長は大事な打ち合わせしますよ。それこそ生々しい事業の方針とか、金額とか、他の人に聞かれたらまずい話は当然ありますから、そのためにちゃんと市長室の横には通常、音が漏れないようなタイプの部屋が用意されていますから」と語った。疑惑発覚から2カ月後の辞任となったことについては「市役所にもいろんな電話がなりやまない状況で市政運営上、支障が生じている」と遅さを指摘した。

泉氏はその上で、「自分のことになりますけど、私の場合は全国的な報道がなされたので」と、19年の明石市長時代にスキャンダルで辞職に追い込まれ告白を自ら告白。立ち退き交渉を担当する市職員に「火付けてこい、燃やしちまえ」などとハラスメント発言をしたことが紹介されると、「次の日に市役所に行って、抗議の電話が鳴り止まない状況でしたので、本当に必要な電話もつながらない、必要な緊急電話が会った時に、電話がパンクしている。その夜には辞めるしかないな、と思いましたね」と当時の状況を振り返った。

泉氏は当時、即日、会見を開いて謝罪し辞職、次の市長選にも出馬しない意向だったが、翻意し出直し市長選に出馬した経緯も説明。「小さな赤ちゃん抱えているお母さん方が集まって署名始まって。私もビックリして」と語ると、泉氏が当時、子育て、介護、医療支援などで独自の政策を実現し、市民から絶大な人気で得ていたことで、圧勝で再選したことも伝えられた。泉氏はその経験から、スキャンダル時に大事なのはスピード感ある対応と強調。「その立場に置かれた者としては、おそらく何とか持ちこたえられると思いがちですし、なんとか世論も収まると思ってしまうんでしょうけど、それが伸びれば伸びるほど、市民に迷惑がかかる。その結果責任において早期に辞職し、出馬表明なさったらいい話だと思います」と述べた。

泉氏は続けて、学歴詐称疑惑が浮上し、卒業証書の“チラ見せ”も話題となった後、半年後の出直し選で落選となった静岡・伊東市の田久保真紀前市長にも言及。「有権者はその(疑惑発覚)後の対応を見たのであって、そこを読み誤って、過ちを重ねてきたように思います」と語った。

さらに「スキャンダル対応がうまかった人」の実名もあげた。昨年の衆院選後、不倫問題が発覚した国民民主党の玉木雄一郎代表について「玉木さんは、発覚した直後に記者会見を開きましたから」と、当時すぐ会見を開き、3カ月の役職停止処分を受けた状況を例示。「スキャンダル的なことに関しては、対応はこれまで以上に即決していかないと。最初の動きは大変重要で、あの(玉木氏の)ケースの場合には、事実を認めて謝罪して自らにも処分を科すという形で、そこは今の時代に即した政治対応だったと思います」とした。

国民民主党はその後の7月の参院選で、玉木氏のスキャンダルの影響を感じさせない躍進を見せた。泉氏は「玉木さんの場合、あの時、手取りを増やすとか期待感が高かったので、その強い期待感を背景に、個人的なスキャンダルよりも国民としては期待感が上回ったと思います」と解説したした。