鈴木愛理が初マレーシアでKLP48、乃紫と共演 初披露含む8曲で沸かす「納得できる1年に」

マレーシアで行われた音楽イベント「Anime Fantasia」に出演した鈴木愛理(撮影・松尾幸之介)

【クアラルンプール(マレーシア)=松尾幸之介】 歌手の鈴木愛理(31)が3日、現地で日本文化を届ける音楽イベント「Anime Fantasia」に出演した。

AKB48の海外姉妹グループ、KLP48とシンガー・ソングライターの乃紫(25)との3マンライブで、大トリで登場。特製のチュールが目を引く紫のドレス姿で姿を見せると、現地ファンから大歓声を浴びた。

「ハーイ、マレーシア!」とあいさつし、1曲目では世界的人気ゲーム「原神」内のイメージソングで全編英語の「Star Odyssey」を披露。日本でも未歌唱の1曲を人生初滞在のマレーシアでしっとりと歌い上げた。

MCでは「『いつもクアラルンプールから見ています!』ってコメントしてくれる人がいて。今日来ているかな」と探す場面も。スタンディング席後方で男性が手を振ると「あなたですか! いたー! ありがとうございます」と感謝のメッセージで交流した。

その後も自身主演連続ドラマ主題歌にもなった昨年リリースの「一生☆キミ推し」、Buono!時代の人気曲「初恋サイダー」など8曲をパフォーマンス。マレー語もしっかりインプットしてきており、あいさつのほか、好きなお茶について語る場面や、ありがとうを意味するマレー語「Terima kasih(テリマ・カシ)」なども口にして沸かせた。

海外経験は豊富で、マレーシア入り前は台南市でのカウントダウンイベントをこなしていた。「行く場所で人気な曲が違ったりするので。どういうキャッチボールができるのか楽しみです」。そのまま直行したクアラルンプールでも“愛理スマイル”全開でステージを彩った。

共演した乃紫とは一部のバンドメンバーが共通しているという縁もあった。「曲が全部TikTokでバズっていてすごいですよね。どういうライブをされるのか楽しみ。KLP48さんもAKB48さんが20周年を迎えてそうしたパワーをもらっているところだと思いますし、私のリハーサルでは一緒にノッてくれたりして、温かい人たちだなと感じました」と話した。

台南市では仕事運を上げるパワースポットに複数足を運び、お寺では現地のおみくじも引いた。「めちゃくちゃ良かったんですよ。大吉の上。“上上”でした!」と笑顔で報告し「占いでも今年はめちゃくちゃいい年だって言われているんです。自分の中でも納得できる1年にしたいと思います」。今年から3年単位で毎日の思いなどを記していく「目標ノート」も購入した。「言霊を大事に、口にしていきたいと思っています。1年があっという間だなと感じることが多いので、アナログでしっかり残していこうと思います」と見据えた。

今月23日には単独初主演映画「ただいまって言える場所」公開も控えている。主題歌「ただいまの魔法」も自身が担い、初めて全て作詞も書いた。母へ宛てて思いをつづったといい「見せたら母が見たこともない泣き方をしていて、私も大人になったんだなと思いました。バラード曲で(作曲の)清塚信也さんと『母の曲を書くときはお願いします』とずっと話していて、1つの夢もかないました。映画も自分が感謝したい人への思いが増幅する作品なので、ぜひ多くの方に映画館で見ていただきたいです」と呼びかけた。

ライブ後はすぐに帰国し、次の仕事に備える。マレーシアで観光はあまりできなかったが「ピスタチオのドバイチョコは買いました」と笑った。「めぐってきたチャンスをつかむ、健康第一という目標はソロになって以降、大事にしていることです。引き続き変わらずに取り組みながら、また今年も頑張ります」と誓った。