news23小川彩佳アナが不快感のため息 前福井県知事のセクハラ認定報告書のニュース伝え終え

小川彩佳(2019年2月撮影)

フリーアナウンサー小川彩佳(40)は7日夜、キャスターを務めるTBS系「news23」に出演。福井県の杉本達治前知事(63)が女性職員へのセクハラを告発され、昨年12月に辞職した問題をめぐり、同日に県が発表した調査報告書のニュースを伝え終わった際、目を閉じて不快感をにじませるような表情をあらわにした。

番組では、7日に行われた福井県の会見で杉本前知事のセクハラが認定されたことや、前知事が少なくとも通報者を含む4人の女性職員に送ったとする1000通以上のテキストメッセージの内容などを伝えた。女性職員からは身体的接触を含むセクハラの訴えだけでなく、セクハラを裏付ける膨大なテキストメッセージが提出された。

杉本前知事のセクハラは、総務省から県に出向して総務部長を務めた後、任務を終えて内閣参事官となった2007年ごろに始まったとされ、約20年にわたり続いていたという。前知事は調査報告書の発表を受けて、「調査報告書の事実認定や評価について尊重する」とした上で、「被害者の方々の悲痛な思いを伺い、自らの愚かさと卑劣さを痛感している」「到底言い逃れできるものではない、低俗かつ愚劣なものであり被害者の方々の尊厳を傷つけたと深く反省している」などとするコメントを発表した。

被害者側が今も「二次被害」を受けることに強い恐怖を感じている現状が伝えられると、小川は「(職員側が)声を上げることにも大変な勇気が必要だったと思うんですけれど」と切り出し、被害者側の訴えが当初、きちんと受け止められなかった環境があったことに言及。「本当に勇気がいることだったと感じさせるのが、報告書の中でも例えば『上司に訴えたけれど信じてもらえなかった』『相談した相手からセクハラを受けた』ですとか、女性職員からは『自分たちの時はもっとひどいセクハラがあり、それに耐えてきた』と、言われてしまったと」と述べ、「もちろん、杉本氏の罪深さが最も大きなものですが、環境の罪深さも同時に感じてしまう」と訴えた。

ともに進行役を務める同局の藤森祥平キャスターが「通報しにくい組織風土もはびこっていたということ」と応じると、小川は「あらためて(今回の事態を)、それぞれの立場でわがこととして受け止める必要もありますよね」と述べ、このニュースを伝え終えた。小川はその際、目を閉じて小さなため息をつき、表情には明らかに不快感をにじませていた。