俳優石原良純(63)は12日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。高市早苗首相が、23日に召集される通常国会冒頭での衆院解散を検討していることが明らかになったことをめぐり、「高い支持率のうちに」などと指摘される背景について「なるほどな、とは思うんだけど…」と述べながら、懸念を示した。
高市首相は当初、早期解散に慎重だったとされるが、高支持率が続く中、周囲の進言を受けて早期解散にかじを切ったとみられている。番組では、「『支持率が高いうち解散』。意表を突くタイミングだが、一気呵成(かせい)に議席を増やし政権基盤を強化するの狙いがあるのでは」とする、同局政治部の千々岩森生・官邸キャップの分析をまじえ、与野党ともに「寝耳に水」だった高市首相の、「奇襲」ともいわれる解散検討について伝えた。
良純は「最初に聴いた時、えっ?思った人は多いのではないか。支持率が高いから政権基盤を強化する、なるほど、そうなんだなとは思うけど」と述べた上で「今、アメリカのトランプ外交は、ベネズエラやグリーンランド、メキシコ、コロンビアがどうなるんだろうと。中国は、(高市首相の)台湾有事をめぐる発言からレアアース(の輸出規制)などいろいろあって、次はロシアのウクライナ問題も動きますよね。この時に(選挙による)日本外交の空白が僕はいちばん気になるし、怖いかな」と指摘した。
一方、良純は「高市内閣の高支持率というのは、何なんだろうかと思う。どういうことで出ているのか」と、疑問も口にした。元テレビ朝日社員の玉川徹氏が「分かんない。もし本当に期待なんだとしたら、かなわなかったとしたら、落ちる、ということ。そうじゃないとすれば何だったんだということが余計に…」と応じると、良純は「選挙が直近になるとすれば、この思いが選挙結果に反映されると、自民党は優位ということになる。ただ、普通は漠然と、高支持率は高得票に結びつくような気がする。昔なら。でも、この高支持率が本当に得票につながるのかなというところが、実態が見えない」と、疑問を口にした。
高市内閣の支持率は高いが、自民党の支持率との間には大きな差があることが念頭にあるとみられ、これに対し、玉川氏も「分かんないですね。それは、ふたをあけてみないと分かんない」と述べるにとどめた。