国際弁護士の八代英輝氏が12日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。昨年12月に自民党と国民民主党が交わした「合意書」の文言をめぐり、新解釈を提示した。
自民と国民民主は昨年12月に「年収の壁」引き上げなどを盛り込んだ合意書を交わしたが、高市首相は23日に召集される通常国会で衆院解散を検討。仮に1月に選挙が行われれば政治空白が生じ、新年度予算の年度内成立が困難となることから国民民主は解散方針に反発している。
高市氏が4月の予算成立後ではなく1月の通常国会冒頭の解散を選んだとされることについて、MCの恵俊彰は「どう考えても4月以降の方が物価高対策も取れ、国民民主党と政策合意したものも前に進み。理解を得ながら前に進んでいけるようなイメージが湧くんだけど」と早期解散に疑問を示すと、八代氏は「まさにおっしゃるとおりだと思うんですけど」としつつ、「合意書」の項目の6番目に記された文言の表現に注目した。
そこには「6.上記1~5の実現のために必要となる令和8年度税制改正法案及び令和8年度予算について年度内の早期に成立させる」とあるが、八代氏は「弁護士的な読み方で申し訳ないですけど」と前置きした上で新たな解釈を提示。「『令和8年度予算について年度内の早期に成立させる』と書いてあって。『何の年度』とは書いてないじゃないですか」と時期が記されていないと指摘した。 また「『令和7年度内の早期に成立させる』と書いてあれば違反ですけど、『年度内』って書いてあるだけなので」と語り、「だから令和8年度になっても令和8年度の早期に成立すれば、約束破ってないんじゃないですか?っていう…」と話した。
政治ジャーナリストの田﨑史郎氏が笑いながら「それはちょっと法律家的すぎますね」とツッコミを入れると、恵も「さすがに誰が読んでも7年度って思う気はしますけど」とニヤリ。八代氏自身も無理があると分かった上で新解釈を提示しており「そのツッコミをお待ちしてました」と笑っていた。