森田健作が久米宏さんを追悼「視聴者の気持ちが分かる、とってもテレビ的な人でした」

森田健作(2023年撮影)

元TBSアナウンサーで、同局の人気音楽番組「ザ・ベストテン」司会や、テレビ朝日系「ニュースステーション」のキャスターとして知られる、久米宏(くめ・ひろし)さんが1日、肺がんのため亡くなった。81歳だった。所属事務所「株式会社 オフィス・トゥー・ワン」が13日、公式サイトを更新し、発表した。

衆議院議員時代に「ニュースステーション」に出演経験のある俳優森田健作(76)が、日刊スポーツの取材に応えて、久米さんを追悼した。

「僕は参議院から転じて、98年に衆議院東京4区補欠選挙に自民党から出て当選しました。00年の総選挙で、自民党の野中広務幹事長から比例区に回ってくれと打診があったんだけど断りました。そうしたら公認がもらえなくて、無所属で出馬して自公保の推す候補と対決しました。野中さんが僕の選挙事務所の前で『青春の勲章なんて騒いでいる人間がいる』って演説していました。だけど、僕は『バッジを落としても信念は落とさない』と戦って圧勝しました。それで『ニュースステーション』に中継で出演したら、スタジオに野中さんがいらっしゃいました。久米さんが『今のお気持ちは』って聞いてきたので、僕は『この結果を見てください』と。野中さんは苦虫をかみつぶしたようにムスーッとしてました。久米さんは、その状況を非常に面白がっていました。久米さんは一般国民というか、視聴者の気持ちが分かる人でした。ニュースキャスターの世界では初めてといっていい、とってもテレビ的な人でした。81歳は、まだまだ若い。残念です。ご冥福をお祈りします」

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