元テレビ朝日アナウンサーで、元衆院議員の丸川珠代氏(54)が13日、自身のX(旧ツイッター)を更新。1月1日に肺がんにより81歳で亡くなった、フリーアナウンサー久米宏(くめ・ひろし)さんを追悼した。
「久米宏さんの訃報に接し、衷心よりお悔やみを申し上げます」と前置きした上で「ニュースステーションのスタジオで初めてご一緒した際、当時たけしのTVタックルで”笑わないアナウンサー”として、ビートたけしさんと共演していた私に、『丸川さんはオフィス北野の人かと思ってました』と冗談を交えながら、視聴者が”ああ、あの人ね”と腑に落ちるコメントでご紹介くださったことを思い出します」と当時を振り返った。
「コマーシャルまであと7秒、という新米アナには難度の高い尺数を残して、突然コマーシャルへの振りを任され、しどろもどろになる私の姿を、心底面白そうに楽しんでおられました」と記述。
「誰もがその意向を気にする大キャスターでありながら、自らの思いを相手に伝える時はとても控えめに、かつさらりと明るく表現され、いつも笑顔の絶えない人の輪に囲まれていました」と久米さんの人となりに言及。
「久米さんについての私の発言が国会で話題になった後、ご自身のラジオ番組への出演オファーを頂いておりましたが、国会日程で伺えないままとなってしまいました。大変悔やまれます。実に洒脱でサラリとしていて、でも本当に本当に温かい優しい方でした。美学を貫かれたであろう人生に心から敬意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます」と締めくくった。
久米さんは元TBSアナウンサーで、同局の人気音楽番組「ザ・ベストテン」司会や、テレビ朝日系「ニュースステーション」のキャスターとして知られる。
13日、所属事務所が公式サイトを更新し、久米さんの死去を発表した。サイトには「【訃報】久米宏逝去に関するお知らせ」と題した書面がアップされた。
同事務所は「令和8年1月1日、肺がんのため満81歳にて永眠いたしました。ここに謹んでご報告申し上げます」と報告し、「生前は、皆様より格別のご厚情とご支援を賜り、本人も深く感謝しておりました」とした。
また、通夜、葬儀は「ご遺族のご意向により、近親者にて静かに執り行われました」と伝えた。続けて「故人が生前に賜りましたご厚誼に対し、あらためて心より御礼申し上げますとともに、ここに謹んで哀悼の意を表します」と記し、結んだ。