三田寛子、久米宏さんに「人生で忘れられない申し訳ないこと」明かす「謝りに行って」

三田寛子のインスタグラムから

タレント三田寛子(59)が14日、水曜パートナーを務めるTBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜午前8時30分)に出演。同局系音楽番組「ザ・ベストテン」やテレビ朝日系「ニュースステーション」のキャスターを務め、今月1日に81歳で亡くなった元TBSアナウンサー久米宏さんの思い出を語った。

オープニングで久米さんの訃報に触れると、三田は「私も夜知って、すごいショックで」とコメント。久米さんが18年間にわたりキャスターを務めた「ニュースステーション」に出演した時のことを振り返りながら「本当にもう、人生の中で忘れられない申し訳ないことがあって」と語り始めた。

三田は「18、9(歳)ぐらいかな」と当時を回想。「女優とか歌手の仕事もそうですけど、情報番組やバラエティーが自分は好きだってこともあって。呼んでいただいて、そこで先輩にすごくかわいがっていただいて。久米宏さんもその先輩のおひとりで。行くと『そのままでいいから』って言われて」と懐かしんだ。

また「久米宏さんも呼んでくださって、お声かけてくださって。にもかかわらずですよ?携帯電話とかない時代でしょう?たまたま私が京都から母が家に来ていて、私はお仕事終わって帰ってきてお風呂に入ってたんですよね」と振り返り、「母が『ちょっとちょっとあんたな、テレビから久米宏さんが三田寛子さん来はりませ~んって言うてはるで』って言うんです!」。母親の冗談だと思い「うちのお母さん何面白いこと言ってるのと思ってふっと見たら、本当に久米さんが『おかしいんですよねえ。今日、三田寛子さんゲストにお呼びしてるのにいらっしゃらない。行方不明は大変な問題です。三田さん大丈夫ですか?』って生放送で言ってくださったんです」と久米さんの呼びかけにあぜんとしたという。

当時の所属事務所のスタッフには電話がつながらず、渡されていたスケジュールにも「私がもらったコピーの中には『ニュースステーション』って書いてなかった」と大慌て。「マネジャーさんが現場でバンバンバンバン仕事を入れて、真っ黒の状態のスケジュールの中で書き忘れたのか、入れ忘れたのか、頭から飛んだのか。いずれにしたって絶対いけないことが起きて」と語った。

ぬれた髪を乾かし、自宅から急いでテレビ朝日に駆けつけると「到着したらスタッフの方が玄関にいらして。バーッと走って行ったらエンディングだったんです。ギリ間に合ったから、久米さんが『よかった~!行方不明のまま終わらなくて』って言ってくださって」。また「逃げようかと。行って怒られると思ったから。でもやっぱりこれは行かなきゃと思って行ったら、久米さんが『寛子ちゃん、来てくれてよかった~!大変だったね。あなた一番ビックリしたでしょう?』って労ってくださって」と優しい言葉に感激。「次の日にうちの事務所の人たちが全員そろって謝りに行って」とオチを語って笑わせた。

三田は「81歳になられていた今の状況であまりお目にかかったりする機会はなかったので、つい昨日のことのようですけど。本当に久米宏さんがいつもテレビやラジオで毎日のようにみんなが見ていて、顔と言いますか。そんな方が天国に行かれたというのが、やっぱりポッカリ穴が開いたような悲しさというか、寂しさがありますね」と喪失感を語った。

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