歌手荻野目洋子(57)が14日までにX(旧ツイッター)を更新。元日に81歳で亡くなった、元TBSアナウンサー久米宏さんへの思いをつづった。
荻野目は「世の中に暮らす1人の人間として。ニュースキャスター、司会者、新聞記者や作家、医者、音楽家、農家の方や職人さん、学生さん、先生、介護福祉士、政治家、母親、父親、子供…どんな暮らしをしていても。自分の意見を持っている事は大事だと私は思っています」と持論をつづった。
続けて「みんなが同じ意見になるのはあり得ないですし、どう話し合って探り合って、相手の顔色も見て判断を下したり交渉を進めていくのか。そういう事が重要なはずなのに、形式として『こうすれば売れるから』『上手くいくだろうから』『無難だから』という流れで相手への敬意も払わず、言われた自分も何もせず我慢を重ねたら、本質からズレてしまうと思う。反論したいわけではなくて、意見を交わす事が許されなかったら、自分がどこかに消え去ってしまいそう」と思いを明かした。
さらに「いつの時代もご自分のスタンスを貫かれ、最後まで簡単に世の中に迎合しない生き方、心から尊敬します」と敬意を示し「本日の訃報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。『ザ・ベストテン』では軽快な曲紹介にいつもやる気スイッチが入りました。久米宏さん、有難うございました」と久米さんへ感謝を伝えた。
荻野目はこの投稿の数時間後、「軽快な曲紹介にいつもやる気スイッチが…」のくだりについて、「それは自分が1視聴者として観ていた時の感想だった」と補足。続けて「毎週毎週、黒柳徹子さんと繰り広げられる大好きなテレビの面白さに釘付けだった『ザ・ベストテン』。だからこそ、あそこのステージに自分も立ちたい、と歌手を目指した頃の自分を奮い立たせてくれる、憧れの場所になっていた」と吐露した。
夢を実現させ、実際にランク・インして出演が決まった際には「久米宏さんの司会ではなくなっていたけれど、『あの銀色のドア』を押して、一歩踏み出せた時の事は今でも忘れる事が出来ない。テレビが夢の音楽箱だった時代の思い出」と振り返っていた。