<情報最前線:エンタメ>
故郷で得たパワーを仕事にも還元する。俳優や声優として活躍する近藤雄介(33)が1月解禁の地元大分県の魅力を発信するプロモーション映像第2弾に出演した。昨年出演した第1弾映像が大分空港や地元テレビ局、大分市内の幹線道路沿いのビジョンでも放映されるなど話題となり、続編制作が決定。今年も映画やドラマ、舞台にと多くの仕事も控えており、勢いに乗って臨む2026年への思いも聞いた。【松尾幸之介】
★昨年は主に別府市
「こうして歩いているだけで、この場所の歴史の息吹を感じることができますね」。衣装の和服姿で大分・杵築市内の城下町をめぐりながら、近藤は思いをはせた。2年連続出演となる故郷大分県のプロモーション映像撮影。「本当に光栄です。地元の大分と東京、そして世界をつなぐことが僕の目標ですし、また呼んでいただけたことが本当にうれしいです」と笑顔で話した。
昨年は湯煙の漂う温泉街、別府市を主にめぐった。今年は県北地域へ赴き、杵築市内のほか、人気観光地のアフリカンサファリや中津城、豊後高田市の昭和の町、日本の夕日百選にも選ばれる景勝地、真玉海岸などで撮影に臨んだ。近藤は「県外の方はなかなか知らない人も多いかもしれないですが、どこも素晴らしいスポットで、ぜひ観光などで訪れてほしいところです。温泉のイメージが強い大分ですが、まだまだ見どころはたくさんある。そうしたことを伝えられるようしっかりと演じました」。
★同学年の小野薫と
今回、相手役を務めたのは主に県内を拠点に活躍し、レギュラー番組も多く抱える人気タレントの小野薫。偶然にも同郷の同学年だった。近藤は「小野さんとは共通の知人もいたりして、そうしたお話をすることも楽しかったです」と振り返り「映像ではあまり言葉はありませんが、男女2人が良い雰囲気で各地をめぐっている姿をみなさんにお伝えしなければなりません。小野さんともそのあたりはお互いの呼吸で、と言いますか、同世代ということもあり、その場所に対して同じ思いも持って演じられたなと思います」と力を込めた。
★また新しい姿を
昨年もフジテレビ系ドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」、映画「鬼ベラシ」(大森研一監督)、成宮寛貴が8年ぶり俳優復帰作としても話題となったABEMA「死ぬほど愛して」、舞台「フラガール -dance for smile-」などに立て続けに出演。随所で好演をみせた。
近藤は「昨年もいろんな経験をさせていただいて、またひとつ成長できました。今年もこれから公開されるものも含め、楽しみな作品がたくさんあります。それぞれでしっかり吸収していきたいですし、また新しい姿をお届けできるように頑張りたいと思っています」と見据えた。
★YouTubeでも
今回制作された映像は、大分県のローカル局OBSで毎週火曜午前11時45分からの天気予報コーナーで放映されるほか、近藤の所属する芸能事務所アリゲーターの公式YouTubeチャンネルなどでも公開中だ。昨年12月にはOBSの人気バラエティー番組「旬感!3ch」(水曜午後7時)にゲスト出演するなど、地元への露出も増えてきている。近藤は「昨年までも目指していた形ですし、とてもうれしいです。大分の方からもたくさん反響をいただけています。これからも初心を忘れずに励み続けていきたいです」と意気込んだ。
★真玉海岸干潟圧巻
ロケ終盤で撮影した真玉海岸での日没の干潟景色は圧巻の出来栄えとなっている。晴れの日かつ干潮時刻の数時間しか見られない絶景。近藤は「ここは県内の人でも1度は来たいと思う場所なんですよね。干潟のしま模様はとてもきれいで、日差しもまぶしいですが、優しい光になっているような、そんな心地よさがありました。注目のシーンですね」。
昨年10月には「知識や活躍の幅を広げたい」と宅地建物取引士の資格にも見事合格。不動産にも見識のある俳優として、またひとつ武器をつくった。浜辺から水平線の先を探るように眺めながら「見えない景色を想像することにも楽しさがありますよね。また頑張ります」と一言。誓いを胸に、近藤は今年も奮闘していく。
◆近藤雄介(こんどう・ゆうすけ)1992年(平4)10月11日生まれ、大分市出身。中学時代は硬式野球クラブに所属。陸上競技にも励み、中学3年時にジュニアオリンピック400メートル県代表、駅伝で県大会区間賞など活躍。高校は情報科学に進学、東京国際大では約200人を束ねる野球部主将。卒業後に芸能界入り。俳優としてアリゲーターに所属し、声優として系列のクロコダイルとも業務提携。22年には「日経エンタテインメント!」で紹介されたドラマ・映画の20代男性俳優出演数ランキング(21年7月~22年6月まで)で磯村勇斗、岡山天音らと並ぶ3位(13本)に。作品は19年映画「恐怖人形」、ドラマは22年テレ東「警視庁考察一課」、23年テレ朝「泥濘の食卓」、24年フジ「院内警察」、舞台も「修羅雪姫」など多数。趣味のゴルフはベスト79。1級小型船舶免許も所持。182センチ。血液型O。
■マキシマムスパイス男
共演した小野は近藤について「マキシマムスパイス男ですね(笑い)」と表現した。撮影中に唐揚げ作りを得意としていることを聞いたといい「マキシマムという調味料を入れるらしく、その言葉の通り、話を聞けば聞くほど、探究心もあっていろんな一面を持つスパイスたっぷりな方でした」。自身は県北エリアの宇佐市在住で「久々に良いところをゆっくり味わえました。おいしい食べ物があるところも魅力です」とPR。現在は大分のテレビ局TOS系「次世代☆スピリット!」(日曜午後8時54分)メインリポーターなどでも活躍中で「近藤さんともまた共演できたらいいなと思いますし、いつか唐揚げも食べてみたい」と笑顔で話した。
■代表も演者も“大分産”
今回のプロモーション映像も大分県内で民泊・インバウンド事業やよろず屋事業などを手がけるBe.Crewが制作を担った。穴見健伍代表(33)は「私も大分県出身でありつつも、まだ知らない魅力が県北エリアにありました。県境や国境を問わず、もっといろんな方々に大分県に遊びに来てもらいたいですし、その魅力発信を今後も続けていきたい」と話す。
海外にも言語の壁を越えて魅力を伝えられるような作品を目指して制作しており、制作、演者側も“大分産”にこだわる。近藤の起用については「前作はとても反響が良く、テレビ局や企業、空港などいろんな場所で放映されました」と明かし「近藤さんの持つ柔らかな魅力は映像にピッタリだと思っていますし、今後のご活躍にも注目しています」とエールを送った。