綾瀬はるか・大悟演じる夫婦の息子役は桒木里夢、是枝裕和監督「箱の中の羊」5・29公開&世界配給

是枝裕和監督の新作映画「箱の中の羊」で夫婦を演じる千鳥の大悟と綾瀬はるか(C)2026フジテレビジョン・ギャガ・東宝・AOI Pro

綾瀬はるか(40)と千鳥の大悟(45)が主演する、是枝裕和監督(63)の新作映画「箱の中の羊」で2人が演じる夫婦の息子と、夫婦が息子の死後に迎え入れたヒューマノイドの2役を、子役の桒木里夢(くわき・りむ=9)が演じることが5日、分かった。公開日は5月29日に決まった。

桒木は、人気子役として活躍する永尾柚乃(9)所属のスペースクラフト・エージェンシーのジュニアに在籍し、25年7月5日にテレビ東京系で放送された連続ドラマ「日本統一 東京編」第1話に出演。「箱の中の羊」では、200人以上のオーディションから抜てきされた。

桒木が演じる翔は、綾瀬が演じる建築家の甲本音々と、大悟が演じる夫で工務店の2代目社長健介の息子だ。劇中で息子を亡くした夫婦は、ヒューマノイドを迎え入れて再び家族としての時間が動き出すが、やがて一家に、想像を超えた「未来」が待ち受ける物語。

桒木の出演決定の発表を受けて、綾瀬と大悟を交えた親子3ショットと映像が解禁された。桒木が演じる亡くなった翔と同じ姿・声のヒューマノイド翔が発した、あどけなさの残る「ただいま」の声に“息子”の帰宅を待ちわびた、綾瀬演じる音々の温かい「おかえり」の声に、大悟演じる健介(大悟)の少し硬い「いらっしゃい」の声が続く。かつて交わした、優しい親子のやりとりを模倣しあう家族、おのおのが真剣な表情で何かを創作している姿を映し出す。前方を見上げる、1家3人の姿が印象的だ。

是枝監督にとって、世界3大映画祭の1つ、カンヌ映画祭(フランス)で最高賞パルムドールを受賞した18年「万引き家族」以来、日本映画では8年ぶりとなる、自らオリジナル脚本を執筆した作品だけに、世界各国から期待は大きく、アジア、北米、ヨーロッパ諸国など、ほぼ全世界の配給が決定した。北米配給は、19年の韓国映画「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)、24年の米映画「Anora アノーラ」(ショーン・ベイカー)といった米アカデミー賞作品賞受賞作を手がけた、NEONが行う。是枝監督作品の配給は、22年の韓国映画「ベイビー・ブローカー」以来4年ぶりとなる。