大相撲元横綱の白鵬翔さん(40)が5日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜午後5時)にゲスト生出演。かなわないと思った力士を実名告白した。
クイズ形式で「かなわないと思った力士」について聞かれ「戦前の双葉山、戦後の大鵬さんですね」と打ち明けた。「特に『巨人・大鵬・卵焼き』と言って。大鵬さんには家族ぐるみでかわいがってもらったし。いろんなアドバイスしてもらったんです」と語った。
大鵬さんは第48代横綱で、幕内優勝32回の記録を持つ。「私が2007年に横綱になって大鵬さんを尋ねて。ずっと話しをして。初顔合わせですよ」と状況を説明。大鵬さんは「私は横綱になったときに引退することを考えた」と語ったという。「昭和の大横綱。32回優勝してる。(当時)誰にも破られていない大記録。双葉山さんの優勝12回を更新して、大鵬さんがずっと1人旅だった。その大横綱がそういうことをいう。自分はどういくのかなと緊張感があった」と語り、横綱の孤独を教わったという。
そして双葉山さんについても語った。「横綱大関になってから、双葉山さんのYouTubeもそうなんですけど、白黒の絵しかない。大阪の後援会の方が『双葉山、双葉山』ってよく言うんですね。若い時はなんだそれっていう感じだったけど、だんだん自分が上に上がっていって、こんなに言われるなら見てみようかなって思った時に、双葉山さんの土俵の態度ですね。この顔つきが、緊張してないような、遊びにきているような感じ。何で人間がこういう感じになるのかなと。そこに『木鶏』の話を聞いて」と一気に語った。
第35代横綱の双葉山さんは前人未到の大記録69連勝を打ち立てた。「木鶏」とは、1939年、双葉山さんが安藝ノ海に敗れて連勝は69で止まった時に「いまだ木鶏たり得ず」と語ったことで知られる。転じて「木彫りの鶏のように動じない境地」を意味する。