NHKは10日、次期NHK連続テレビ小説「風、薫る」(3月30日スタート)主題歌は、Mrs. GREEN APPLEの「風と町」に決まったと発表した。大森元貴が、同局を通じ、コメントを寄せた。
「お話をいただいたこと、大変光栄に思っています。個人的に「あんぱん」に出演しながら「風、薫る」の主題歌を制作していたこと、とても刺激的な経験でした。
激動の時代の中、2人の主人公を中心に、登場するすべての人への人生讃歌としてささやかながら愛情を目一杯注いでこの『風と町』をつくりました。
命と寄り添い、生きるために力強く在ろうとする主人公たちの姿はきっと今を生きる私たちにとても大切なことを伝えてくれている気がしています。
『風と町』が『風、薫る』をご覧になられる方々にもそっと寄り添ってくれる事を祈っております。」
ドラマは、見上愛、上坂樹里がダブル主演。女性の職業が確立されていなかった明治期に、同じ看護師養成所を卒業し、「トレインドナース(正規に訓練された看護師)」と呼ばれた実在の人物、大関和さんと鈴木雅さんの半生がモチーフ。見上愛が大関和(ちか)さんがモデルの一ノ瀬りん、上坂樹里が鈴木さんモデルの大家直美を演じる。
田中ひかる氏の著書「明治のナイチンゲール 大関和物語」を原案とし、作者の吉澤智子氏らがオリジナル要素も加えながら描く。
主題歌決定を受け、制作統括の松園武大チーフ・プロデューサーもコメントを発表した。
「明治という激動の時代に、黎(れい)明期の看護の世界に飛び込んだりんと直美、二人の主人公にはさまざまな困難が待ち受けています。二人が向き合い続けるのは、“命”であり、“人生”です。
どんなに頑張っても報われない現実や、乗り越えることができない壁にぶつかることもあります。
そんな時にも、『風、薫る』を、主人公たちをそっと支えて寄り添ってくれる主題歌にしたいと思いました。そこで真っ先に思い浮かんだのが、Mrs. GREEN APPLEさんです。
みずみずしい生命力に満ちたボーカルと演奏。
傷ついた人、孤独を感じる人たちの隣にたたずみ、ふと手を重ねるような歌詞。
多彩で多面的な楽曲を次々と世に送り、その根底には“命”を見つめる等身大の眼差しがある。
『風、薫る』が大切に描きたいテーマをお伝えし、対話を重ねる中で生み出していただいた主題歌『風と町』は、どんなに時代が移ろい変わっても、人間関係や環境が変わっていっても変わらない大切なものが感じられる楽曲です。
このドラマとともに、『風と町』を毎朝みなさまのもとへお届けできる日も間近です。ご期待ください。」