<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>
氷川きよし(48)の4年ぶりとなる座長公演「氷川きよし特別公演」が1月31日、東京・中央区の明治座で開幕しました。
1部のオリジナル時代劇は、戦国時代を舞台に平和を愛する城主の弟(氷川)の活躍を描きます。2部の歌謡ショーは「箱根八里の半次郎」「きよしのズンドコ節」「限界突破×サバイバー」などのヒット曲や、新曲としては約3年ぶりの演歌「ほど酔い酒」などを熱唱します。美空ひばりと北島三郎のヒット曲は日替わりで歌唱。NHK紅白歌合戦で着用した白タキシードなど4パターンの衣装も着用します。
記者が観劇をしたのは2月2日でした。
時代劇はナマならではの予期せぬハプニングが続出。氷川が身に付けていた鈴をどこかに落としてしまい、ステージ上で何人もの出演者が床をはいながら探しました。これには氷川も苦笑いで、客席は爆笑です。ステージ上を右に左にと移動していた氷川が途中で転倒した際は、会場のあちこちから「あっ!?」と心配する声なき声が漏れました。
歌謡ショーでは、和装での演歌から洋装でのポップスまで盛りだくさん。デビュー前から指導をしていた師匠の作曲家水森英夫氏がステージに上がり、福岡から上京した氷川を心配し、アルバイト先のコンビニまで様子を見に行ったことなどを懐かしんでいました。
ところで、氷川は23年初頭から約1年8カ月休養を取りました。リフレッシュをしたことで「演歌がいかに自分にとって大切か」を再認識。休養前には演歌と距離を置く姿勢も伺えましたが、現在はポップスやロックも含めたオールジャンルの音楽を楽しめる心境になったようです。開幕日の取材でも「演歌・歌謡曲は好き。1つの型にはまらずに歌っていきたい」と語っています。
さて、観劇後、スタッフに「氷川が転倒をしてけがをしなかったか?」と確認をしたところ「大丈夫です」との返事がきました。そこには「ズボンも破れなくて良かった」と付く加えられていました。文面を読みながら、“膝スラ”でブレークした新浜レオンが、高額のズボンに穴をあけて何本もダメにしていることが脳裏をよぎりました。
舞台は明治座の後も、3月の名古屋・御園座、4月の大阪・新歌舞伎座、福岡・博多座でも上演されます。貴重なズボンに穴をあけないよう、転倒にはくれぐれもご注意を!【松本久】