「同じ種類のアンテナをもった方に」松岡充主演ミュージカルは「利益を得るのが第1目的ではない」

ミュージカル初挑戦の街裏ぴんく(左)を“相棒”と称し肩を組む松岡充(撮影・川田和博)

SOPHIA松岡充(54)が15日、東京・サンシャイン劇場で、主演するミュージカル「ume-今昔不届者歌劇-」取材会に出席した。

同作は、徳川吉宗の虚像と、保険金詐欺事件の実像が交錯する傑作スリラー。脚本演出は丸尾丸一郎氏が手がけ、8年前にも松岡主演で上演されており、今回はリメーク再演となる。

「再演をもとに話を進めていましたが、今となっては、全くの新作になったなと思っております」と説明。「8年前の作品もすごく満足したし、やりきった」とした上で、「今回、全く変わったのがラストシーンですが、そこにたどり着くまでも全部変えた」と明かした。

前作は「エンディングのために全員で向かっていった感じだけど、1人1人がちょっと見えにくかった」という。本作は「その1人ずつをフォーカスすることで、その人の裏の感情を描いた」とし、「最終的には、会場に来た皆さんが温かい気持ちになって帰ってもらえるというエンディングを目指しました」と胸を張った。

「仕事だけど、これで利益を得るのが第1目的ではない」という。同作を「自分たちが発信する『この世界はどうだ』というのを集結した作品」と位置付け、「なにかがアンテナ引っかかってくれる方に1人でも多く見ていただきたい。同じ種類のアンテナをもっている方に届けばいいと思っております」と呼びかけた。

同作は、同所で23日まで公演。27日~3月1日に大阪・クールジャパンパーク大阪TTホール、3月7日に和歌山・紀南文化会館大ホールで上演する。