米人気ドラマ「グレイズ・アナトミー」エリック・デインさん死去 53歳 ALS闘病公表10カ月

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米人気医療ドラマ「グレイズ・アナトミー恋の解剖学」でなどで知られる俳優エリック・デインさんが19日、米カリフォルニア州の自宅で亡くなった。53歳だった。デインさんは昨年4月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたことを公表し、闘病を続けていた。

エリックさんは、「X-MEN:ファイナルディシジョン」(2006年)や「マーリー世界一おバカな犬が教えてくれたこと」(2008年)「バーレスク」(2010年)など数多くの映画にも出演してきた。

代理人は「彼は最期の日々を親しい友人、献身的な妻(別居中の女優レベッカ・ゲイハート)、そして彼の世界の中心であった2人の美しい娘ビリーとジョージアに囲まれて過ごしました」とし、「ALSとの闘いを通じて、エリックは啓発活動と研究の熱心な支持者となり、同じ病に直面する他の人々のために何かを変えたいと強く願っていました。彼の死は深く惜しまれ、永遠に私たちの記録に刻まれるでしょう」と声明を発表。ファンからの愛とサポートに感謝の言葉を述べた。

ALSは運動神経に異常が起こり、次第に体の自由がきかなくなる進行性の神経変性疾患で、現時点で有効な治療法は確立されていない。

「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」で共演した俳優パトリック・デンプシーは、闘病中も連絡を取り合い、亡くなる数日前に面会していたことを明かし、「話す能力を失い始めていた」「寝たきりで、飲み込むのがとても困難で、生活の質が急速に低下していた」とコメント。「彼はこの恐ろしい病と残された日々への意識を高めるために、信じられないほどの働きをしてくれた。私たちがみな、毎日を最後の日のように祝わなければならないことを思い出させてくれる」と述べ、早すぎる死を悼んだ。(千歳香奈子)