超特急、初東京D乗車券ゲットに涙「長かった」11月25日開催「ドーム立って超特急が始まる」

「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025-2026 REAL?」でパフォーマンスする超特急。前列左からマサヒロ、ユーキ、後列左からカイ、リョウガ、シューヤ、タクヤ、タカシ、アロハ、ハル

超特急が21日、東京・代々木第一体育館でアリーナツアー「REAL?」最終公演を開催し、11月25日に初の東京ドーム公演を開催することをサプライズ発表した。

ついに東京ドームへの乗車券を手にした。アンコールのMCでリョウガ(31)が「15年間、本当に本当にいろいろなことがありましたが、今ここで、発表させてください」としんみりと話し始め、会場を静かにさせると、「東京ドーム決定しました!」と絶叫した。ファンからはどよめきとともに、この日最大の歓声が上がり、ファンの喜びの大きさにメンバーも思わず涙を浮かべた。

22年に加入したバックボーカルのシューヤ(30)は「超特急に入る前にも命を懸けていたグループがあって、そこで夢がかなわなくて1回あきらめた。でも今、最高のメンバーと最高の歌を歌える相棒(タカシ)と一緒に、めちゃくちゃ楽しい日々を送れている。この9人ならもっと先の未来へ走って行ける」と話し、結成時からのメンバーのカイ(31)は「長かったー。辞めたいと思ったこともあったけど、やっぱり楽しくて、みんなのことが好きだった。家族もスタッフさんも友人も8号車(ファンの総称)も、みんなが喜んでくれているのが何よりもうれしい」と、何度も目元を拭った。

満を持して初停車を果たす。かつて“最終目標”に掲げたほどの憧れの場所だが、タクヤ(31)は「レギュラー番組の収録帰りのマイクロバスでZoom会議をして、ぬるっと決まった」とニヤリ。カイも「ライブの動員数もファンクラブ会員数もすごく増えて、15周年でやるのが美しいのかな? と話していた」と明かした。何度も話し合いを重ねた末に夢の切符を発行することとなり、ユーキ(31)は「待たせたな!」と目を潤ませながら叫んだ。続けて「ドームに立てる超特急が“REAL”。15年かかったけど、15年かけるべきだった。この先もすごい景色見せてやるから、ついてこいよ」と呼びかけた。

この日は「REAL」「NINE LEVEL」「JOKER FACE」など全22曲を披露。息の合ったフォーメーションダンスとゲームの世界をイメージしたコミカルな演出で、20日から2日間で2万2000人を熱狂させた。リョウガは「東京ドームはラスボスみたいな立ち位置だけど、残念だけどラスボスを倒したからって超特急というゲームは攻略できない」と、さらなるレベルアップを誓った。

ファンとの約束の場所まであと9カ月。タカシ(29)は「結成間もないころからの夢の場所にやっと立てると思うと、正直何を伝えればいいかわからないぐらい気持ちがぐちゃぐちゃ。でも、東京ドームに立って、今の超特急が始まる。15周年で中堅レベルになってきたけど、初心を忘れずに、いろんな景色をみんなに見せていきます」。夢をかなえる列車が発車した。【野見山拓樹】