藤原浩 新曲「十勝で待ってる女です」ファンに初披露 遠藤実さんがほれ込んだ中低音を響かせた

新曲「十勝で待ってる女です」の発売記念イベントを行った藤原浩

演歌歌手藤原浩(65)が22日、東京・武蔵野市の吉祥寺東急REIホテルで、新曲「十勝で待ってる女です」(1月14日リリース)の発売記念イベント「藤原浩 ファンの集い」を行った。毎年開催しているファンとの交流会で、新曲をファンの前で初めてナマ歌唱した。

「この会では自分の好きな歌をセレクトして、気楽に楽しいステージにしています」と明かしつつ「でも、今日は作詞作曲家の先生たちがたくさん来ているので緊張感もあります」と続けた。

新曲の手応えは良く、「多くのエールをいただいています」と話す。後半で披露した「心友(とも)よ…」は、亡くなった親友をしのんで一人酒をする主人公を描いた作品。「たまたまなのですが、僕自身も昨年、幼稚園から小中高、そして職場まで一緒だった同級生が亡くなってしまったんです。(出身地の)岡山の同級生なんですけどね。今日はちょっと、しみじみと友達を思い浮かべながら歌いたい」と話した。

新曲を2回歌唱し、最後に「命の限り New Ver.」をもってきた。「これは私自身の人生観を曲にしたもの。19年に発売した曲のカップリングを2年後に新バージョンにしたんです。コロナ禍ですごくつらい時期にこの曲を何度も口ずさみました。僕の人生を書いてもらった大切な曲。だから最後に歌いたいと思ったんです」。

これから、春の本格的な訪れとともに多忙な日々が待っているという。「おかげさまで、3月と4月は自分の体がもつか心配なくらい多くのお仕事をいただいているんです」と笑顔を見せた。「しっかりと気合を入れていきます。やっぱり、多くの人に歌を聞いてもらえることが一番。すごく楽しみです」。4月16日には新曲の舞台である北海道・十勝でライブが決まっている。「ご縁です。大切にしたい。そして十勝には恩人が住んでいます。早く会いたいです」。

08年に死去した師匠の作曲家遠藤実さん夫妻が眠る総持寺(西東京市)の墓参りは、お墓が新潟に移転した後も掃除をするのが日課の“超真面目人間”だ。あらためてコメントを求めると「『十勝で待ってる女です』という素晴らしい曲をいただきました。あとは自分自身がまい進して、精進をするだけ。とにかく頑張ります」と真っすぐな目線で“1曲入魂”を誓った。めったに弟子をほめない遠藤さんが「お前の武器だ。自信を持て」とほれこんだ中低音の伸びを全国で響かせる。