菅野美穂(48)が23日、東京・新宿バルト9で行われた映画「90メートル」(中川駿監督、3月27日公開)完成披露上映会に登壇。壇上で、ダブル主演の山時聡真(20)を、この日誕生日を迎えた実の母に見立ててメッセージを送る、あまりに唐突な即興寸劇を展開し、共演陣を驚かせた。
「90メートル」は、母親を看病した経験を持つ中川監督が、自らと母を重ね合わせてキャラクターを作り上げ、オリジナルで脚本を手がけた半自伝的映画。山時は母子家庭で育ち、小学生の頃からバスケットボール一筋も、高校2年の時に母の美咲が難病を患ったことでバスケを辞め、世話を優先せざるを得なくなる藤村佑を演じた。わが子を何よりも思いやる美咲を、菅野が演じた。
この日は作品にちなみ、俳優陣に「大切な人に対して願っていること」と題したフリップトークが展開された。菅野は「おめでとう!!」と書き「本日、2月23日。母の誕生日でして…」と明かした。そして「一昨日くらいに、今日の試写会に来てもらったら、とても良い誕生日の記念になると気付きまして、マネジャーさんに言ったら『日にちが近いので難しいですね』と言うので…。『王様のブランチ』とかで紹介している、激安銀座ランチに招待しようかなと思っております」と口にした。
その流れで、横にいる山時に向かって「思っていたけど、伝えそびれたことを、お母さんの代わりに山時君に熱くぶつけます!」と言い、告白した。
「埼玉のお母さん、お誕生日おめでとうございます。いつも、ありがとうございます。私も子育て中で、改めて母って、すごいなと思うようになりました。おめでとう」
山時は。ポカ~ンとした状態で一瞬、固まったが「今、やっと理解した。いきなり緊張しました。怒られるかと思った」などと安堵(あんど)の表情。菅野は「唐突なミニ寸劇、ごめんなさいね」と照れ笑いを浮かべた。
美咲が利用する介護施設のケアマネジャーケアマネジャー下村香織を演じた西野七瀬(31)、佑の同級生のバスケ部マネジャー松田杏花を演じた南琴奈(19)、佑の同級生でバスケ部の元チームメートの大平翔太を演じた田中偉登(26)も登壇。