若手漫才師の登竜門「第15回ytv漫才新人賞決定戦」が1日、大阪市の読売テレビで行われ、結成6年目のお笑いコンビ、ぐろう(家村涼太=28、高松巧=29)が優勝した。
1本目に「EXILEの棚卸し」というネタを披露し、459点を獲得。1位で突破すると、シカノシンプとの最終決戦では「表札」ネタで勝負。審査員5人中4人の支持を獲得し、賞金100万を手にした。
この大会では24年から3年連続でファイナリスト。高松は「3年かかった。優勝したら泣くんかなと思ったけど、1滴も出ないくらいうれしかった」、家村は「ファイナリストとかばっかりだったので、取り切れてなかったのでホッとした」と賞レース優勝の称号を喜んだ。特に24年は最終決戦で同期の空前メテオに敗れての準優勝だっただけに、優勝後は「見たか、空前メテオ」と叫んだ。
高松は空前メテオへのライバル心について「めっちゃありました。茶屋がデリカシー0なんですよ。僕らがラジオをやってたんですけど、準優勝したときに違う同期に『ぐろうのラジオ聞いた? あいつら、泣きそうやったで』って平気な顔をして言う。でも、それがあったから努力できた」。
家村8、高松2だった掛け合いを6対4に近づけるなど、ネタの技術を上げて栄冠を手にした。家村は今後の目標について「これからドンドンでっかくなる」と具体的な名前は挙げなかったが、審査員を務めた霜降り明星粗品からも「高松君のツッコミ、展開の提供以外の何か役割があれば、もっと仕上がっていくんじゃないか」と伸びしろを期待された。
空前とは一緒に舞台に上がることも多く、「仲は良いんですよ」といい、「やっとytv優勝、準優勝コンビではなく、ytv優勝コンビ2組って言ってもらえる」と笑顔を見せた。
賞金の使い道については、高松が「クレジットカード地獄なんで」と苦笑しつつ、「後輩も増えてきた。『みんなでご飯行こうや』とかしてみたい。親にもいくらか」。家村は「ネタ作り同様、6対4でもらいます。(ネタが)終わったらすぐに帰るので有名なので、これで余裕を持って後輩をお誘いできる。あとは衣装が一択なので、2着目、3着目を作りたい」と話していた。