映画界の若い才能に贈られる「第7回大島渚賞」授賞式が23日、都内で行われ、「ルノワール」で同賞を受賞した早川千絵監督が出席した。
早川監督は「慢心することなく、全力で映画を作り続けよと喝をいれていただいたと受け止めております。大島監督の戦う精神、既存の枠にとらわれない自由な精神を、なんとか少しでも引き継いでいけたらと思います」と喜びを語った。
早川監督は「心から撮りたいと思う映画、見たいと思う映画を、ひとつひとつ魂を込めて撮っていきたいと思っています」と決意を込めた。
11歳の少女を通して描かれる作品で、25年のカンヌ映画祭コンペティション部門にも出品された。
審査員長を務めた黒沢清監督は、「圧倒的な作品と出会えました。子供が主人公の映画で、これほど卓越したまなざしで社会や人間を見通す作品は、近年の日本映画ではなかった」と絶賛した。
大島監督の次男でドキュメンタリー作品を手がける大島新監督、「ぴあ」の矢内廣社長も登壇した。