山﨑賢人(31)主演の映画「キングダム」シリーズ最新第5作「-魂の決戦」(佐藤信介監督、7月17日公開)に志尊淳(31)神尾楓珠(27)坂口憲二(50)が出演することが25日、分かった。志尊は、山﨑とは撮影時点で18年1月期の日本テレビ系ドラマ「トドメの接吻」以来約7年ぶりに共演。「同い年の賢人が人生を背負って向き合い、作り上げてきたものに、恩着せがましいですが少しでも力になれたらいいなと思いました」と、山﨑への熱い思いを口にした。
志尊は、山﨑が演じる信と同様、秦国で天下の大将軍を志す若き知将・蒙恬(もうてん)を演じる。「映画のみ拝見している状態でお話をいただいたので、まずは自分の役を知るために原作を読んでみると本当に面白くて」と、オファーを受けて漫画家・原泰久氏の原作を読んだと明かした。「(蒙恬も)とても人気。だからこそ責任感を持たねばならないと悩みましたが、演じてみたいという気持ちが上回り、しぐさ1つ、目線1つに意識を向け、現場で何を求められても出せるよう、自分の中にいくつも引き出しを用意して臨みました」と振り返った。
蒙恬と同じく信のライバルの王賁(おうほん)を、神尾が演じる。「シリーズは見ていましたし、チャンスがあれば自分も出演したいと思っていたので参加できると聞いてうれしかったです」と喜んだ。「緊張感のある現場ですが賢人くんの柔らかい人柄にほっとしました」と山﨑との初共演を喜んだ。
坂口は、ならず者ぞろいの軍勢を率いる秦国の将軍・桓騎(かんき)を演じる。山﨑とは、23年からオンエアの「サントリー生ビール」のCMで共演歴があるが「日本で一番の映画シリーズ、それも唯一無二の人気キャラクターだったので二つ返事で返答はできず、家族や周りの人に相談しました」とオファー当時を振り返った。そして「クランクインまで徹底的にリサーチをし、同時に乗馬、殺陣、筋トレとトレーニングを続けてきました。こんな長い期間、1つの役と向き合うのは初めての経験でしたが、良い意味での緊張感が自分の生活をも変えてくれました」と徹底した役作りが自らをも変えたと感謝した。
王賁の父王翦(おうせん)を谷田歩(50)、蒙武(もうぶ=平山祐介)の父で蒙恬、蒙毅(もうき=萩原利久)の祖父の大将軍・蒙〓(土の下に方、右に牧のツクリ、下に馬)(もうごう)を坂東彌十郎(69)が演じる。50年以上にわたり戦場に立ち続けてきた秦国最古参の武将・張唐(ちょうとう)を橋本さとし(59)秦国に長く仕える外交官・蔡沢(さいたく)を笹野高史(77)が、それぞれ演じる。
志尊、神尾、坂口のコメント全文は、以下の通り。
志尊淳(蒙恬役)映画のみ拝見している状態でお話をいただいたので、まずは自分の役を知るために原作を読んでみると本当に面白くて、蒙恬という役もとても人気。だからこそ責任感を持たねばならないと悩みましたが、それでも演じてみたいという気持ちが上回り、できる限りの準備をして全力を尽くそうという思いで参加しました。原作の世界観を崩さずに、蒙恬のキャラクターを演じたいと思い、しぐさ1つ、目線1つに意識を向け、現場で何を求められても出せるよう、自分の中にいくつも引き出しを用意して臨みました。原作も映画もとても多くの方に支持されている作品ですし、同い年の(山﨑)賢人が人生を背負って向き合い、何年もかけて作り上げてきたものに、恩着せがましいですが少しでも力になれたらいいなと思いました。
神尾楓珠(王賁役)もともと「キングダム」シリーズは見ていましたし、チャンスがあれば自分も出演したいと思っていたので、王賁という役で参加できると聞いてうれしかったです。王一族としての気品を持ちながらも、王賁はすごく熱い人物なので、どこでその熱さを出すかを大切に演じました。やりのアクションは難しかったです。自分の体の一部として扱うことに苦戦しましたが、体の中心からやりの先まで力を伝えることを意識して、相当練習しました。貴重な経験をさせていただいたと思っています。撮影はもちろん「戦」なので緊張感のある現場ですが、(山﨑)賢人くんの柔らかい人柄にすごくほっとしました。王賁がどう受け取っていただけるのか不安もありますが、僕も観客としてかっこいい王賁をみたいので、それを自分が体現できていたらいいなと思ってます。
坂口憲二(桓騎役)最初にお話を頂いた時は、すごいオファーが来たなとびっくりしたのを覚えています。日本で一番の映画シリーズ、それも桓騎というキングダムの中でも唯一無二の人気キャラクターだったので二つ返事で返答はできず、家族や周りの人に相談しました。皆から桓騎をやりたい俳優さんはいっぱいいるんでしょ? こんな名誉なことはないよと言われ勇気をもらいました。そしてこの大役にチャレンジする決意をしました。それからクランクインまで桓騎について徹底的にリサーチをし、同時に乗馬、殺陣、筋トレとトレーニングを続けてきました。こんな長い期間、1つの役と向き合うのは初めての経験でしたが、良い意味での緊張感が自分の生活をも変えてくれました。撮影が始まってからは、監督を始めとする現場スタッフの皆さんに支えられ夢のような時間を過ごす事ができました。初日にメークをしてカツラをつけて甲冑(かっちゅう)を身にまとい、桓騎になった感覚は今でも鮮明に覚えているくらい最高の瞬間でした。フィクションと言えども、本当に漫画から飛び出して現実に戦ってるんだと不思議な感覚になりました。最後に、迷った時や不安になった時はいつもの心の中でこの言葉をつぶやいていました。「大丈夫、全部うまくいく」桓騎将軍、ありがとう!