東留伽、個展に向け描いた絵の題材は花嫁、会見場にはバージンロードも「残念ながらまだ予定も」

銀座で絵画の個展を開催する東留伽アナウンサー(撮影・中島郁夫)

ABCテレビ(朝日放送)を1月末で退社し、2月16日にサンミュージックと所属契約を締結した、フリーアナウンサーの東留伽(28)が27日、都内で会見を開いた。東京・銀座のマグナス東京で29日から4月5日まで開催する、言葉と絵を通して「祝福」を描く初の個展「花の祝福<La Grace des Fleurs>」を開催するにあたり開いた。会見場は会場内のチャペルで、バージンロードも備えられていたが「残念ながら、まだ結婚の予定もなく、バージンロードを歩くのも、何だか恐縮だった」と思わず口にする一幕があった。

個展には、23~24年までABCテレビを休職し、フランスに芸術留学して欧州14カ国をめぐる中で、独学を積み重ねて書き上げた30枚の作品を展示した。会見場には、25年に二科展に初めて応募し、絵画部に入選した作品「Mêmaltération」と、今回の個展のために描いた「Bride」の2作を並べた。

「Bride」に込めた意味について「花嫁というタイトル。華々しい…でも、決して受動的な花嫁ではなくて、自分で新しい世界に目覚めていく、知性と出会いをイメージした絵」と自ら解説。会見には親交の深い、バイオリニストの末延麻裕子(39)が駆けつけ、冒頭でフランク・シナトラの代表曲「マイ・ウエイ」を演奏。そのことも踏まえ「『マイ・ウエイ』の演奏があったんですけども、私も1月末に朝日放送テレビを退職しまして、2月中旬からサンミュージックに所属し、今後はアーティスト、アナウンサー、タレントとしての活動に力を入れていきたい」と意気込んだ。

25年4月には東大大学院に合格し、美学芸術学研究室に所属し、現在も美学美術学を専攻し、学んでいる。「大学院の勉強を通して、ドンドン知らない世界に好奇心を持って開かれていく、みずみずしい感性を持った女性を描きたいなと思った」と、大学院で学んだ思いも「Bride」を書くきっかけになったと熱っぽく語った。

その上で「私は残念ながら、まだ結婚の予定もなく、バージンロードを歩くのも、何だか恐縮だったんですけど」と照れ笑いを浮かべた。そして「今の自分が等身大で描ける花嫁、女性像って何だろうと考え、この絵が完成しました」と、さらに「Bride」に込めた思いを続けた。

今後については「今まで培ってきた(アナウンサーの)技術でできるお仕事は、もちろん頑張らせていただきたい。既にお仕事の話もいただいていますし、テレビのお仕事も今後も続ける予定です」と明かした。その上で「発信できる力を生かして、日本全体のアートマーケット、芸術業界全体を盛り上げることにも、主税を使えると思う」と芸術の普及に取り組みたいと意欲を見せた。

そして「アナウンサーとしてのお仕事もできたら、うれしいなと思うんですけど、東大で勉強もしていますので、ちょっとした知識を皆さんにお伝えするお仕事」とも語った。そして「あとは、旅が好きなので旅したり何か食べたりする仕事が良いですね」とも口にして、笑みを浮かべた。