津田寛治、主演映画「津田寛治に撮休はない」初日は「人生最良の日」バイプレーヤーへの思い吐露

映画「津田寛治に撮休はない」初日舞台あいさつに登壇した、左から中村祐美子、こばやし元樹、一ノ瀬竜、渡辺哲、津田寛治、平澤由理、篠田諒、萱野孝幸監督(撮影・村上幸将)

津田寛治(60)が9日、東京・新宿K’s cinema(ケイズシネマ)で行われた主演映画「津田寛治に撮休はない」(萱野孝幸監督)初日舞台あいさつに登壇し「こんなに、たくさんの方に来ていただいて…人生最良の日です!」と満面の笑みを浮かべた。

「津田寛治に撮休はない」は、日本有数のパイプレーヤーである津田が「津田寛治」という自分自身を演じた主演作。撮影、稽古、打ち合わせ、イベント…映画界を支え続ける中、撮休という概念がない津田寛治の周りで、ある日を境に不可思議な出来事が起こるようになる。その中、津田は次第に「自分は何者かに付きまとわれている」という疑念を持ち、奇妙な幻覚を見るようになる。どこまでがリアルで、どこからが虚構なのかと観客を巻き込んでいくミステリー。自身に憧れていた萱野孝幸監督(35)が、周辺取材も絡め、想像した脚本に描かれた「俳優・津田寛治」を演じた。

津田は、自身の名前が映画のタイトルになったことについて「チャップリン、エノケンさんしか見たことない。いつか、名前がタイトルに入るように…と思って生きていないので、こんな日が来るとは思わなかった」と感激を新たにした。脚本の中の「俳優・津田寛治」が、自分とどこまで近いかと聞かれると「最初は100%。読み返すと、ここまで良い人じゃない。ここまで仕事にはまらないなと。7割くらい」と言い、笑った。

津田は、舞台あいさつの最後に「バイプレーヤーというポジションって多分、日本にしかない。決して褒められた言葉ではなく、生まれてきたとは聞いていますが、存在が邦画の中でどんどん、大きくなっている」とバイプレーヤーについての思いを吐露。「バイプレーヤーが、どんな日常を送っているか、赤裸々に描かれている。日本のバイプレーヤーの日常を、日本の観客の方もそうですけど、世界中の観客に見てもらいたい思いがあります」と言い、作品の拡散を観客に呼びかけた。

この日は津田の娘・幸役の平澤由理(27)渡辺哲役の渡辺哲(76)忍木田RENTO役の一ノ瀬竜(28)映画監督・傘無定久役の、こばやし元樹(52)篠田諒役の篠田諒(29)マネージャー久味星子役でプロデューサーも務めた中村祐美子(36)も登壇。