上西小百合が投資のススメ、命の次に大切なお金を増やして「自分の生活をちょっとでも豊かに」

インタビューに答える上西小百合(撮影・白石智彦)

「浪速のエリカ様」の異名をとった元衆院議員でタレントに転身した上西小百合(42)が日刊スポーツに襲来。現在はファイナンシャルプランナー(FP)2級資格を取得して、資産運用を中心に生活しており、投資のすすめとマネーリテラシー向上の必要性をまくし立てた。

2012年から衆院議員を2期務めた後、タレント転身。歯に衣(きぬ)着せぬ発言で話題を呼んだが、最近はSNSの投稿で見かける程度で、すっかり「あの人は今!?」状態。何をしていたのか。

「政治家をしていたので、しばらくはボランティアで地元の人の相談に乗ったりしていた後、縁があって、タレントとして発信できることに挑戦させていただいた。昨年末で事務所との契約も終わりました」

“ただの人”になってしまっていた上西だが、お金には全く苦労していなかった。「旅行が好きなので海外に行ったりしてます」と、この円安の時代に悠々自適。社会人時代の20代からコツコツ不動産や株などに投資しており、その運用益で生活しているという。

「私は政治家になる前から、コツコツ投資してきたから、やっていけている。政治家を辞めたら、企業の顧問とかに就任して『これで生活してます』なんて言ってる人がいますけどウソ。私もありますけど、そんなもんで食っていけるか。(古巣の)維新で落選した人の中にも顧問をしたがってる人はいますけど、落選議員に頼むんだったら元官僚に頼みますよ。あと、『議員年金もらえてええなぁ』って思ってる人も多いけど、そんな制度とっくになくなってるから」

投資の仕方を聞かれることも多かったことから、FPを取得。アドバイスを行っているが、政治家時代の経験や海外を旅して感じるのが、日本人のお金への意識の低さだという。

「マネーリテラシーが低い。日本人ってお金の話をしない。お金って生活に必要だし、命の次に必要なのに汚いものみたいに扱う。子供に親の収入をちゃんと教えないから、平気でそれを超える金額を課金したりしちゃう。ちゃんとお金と投資の教育改革をしないと今のままじゃヤバい」

円安や国際情勢の変化、異常気象など先行きを見通すことが難しくなっており、出費は予測不能で増加の一途。お金はあるに越したことはない。

「投資しない人が副業って簡単に言いますけど、私らみたいに何の能もない人間には無理ですよ。会社で朝から晩まで働いて副業なんて現実的じゃない。コンビニでバイトって言っても、もう雇ってくれないですよ。外国の人の方が何カ国語もしゃべれるし、純粋に能力で負ける。NISAもいつなくなるか分からんし、アホなこと言うてんと投資しなさい。投資は見えじゃないし、しんどかったら止めたらいいんだから」

では、何に投資すれば良いのか。上西はNISA(少額投資非課税制度)を中心に米ドル建て債券、外貨建MMFなどで運用しており、「経験から言って、みんながやってるのが正しい。人気のある銘柄を選べばいい。後はお任せ。変なことしたらアカン。株の予想ができるなんて人は詐欺師。一日中株価とにらめっことかもしないです。仕事が二の次になるし、時間の無駄。もちろん、会社を辞めるなんてオススメしない」ときっぱり。「生活と投資は別」ときっちり線引きしている。

人生100年時代。仕事をリタイアしてからの人生は長い。「40~50代でも遅くない。人生を楽しく有意義に。自分の生活をちょっとでも豊かにしてほしい」と投資のススメを説いた。

SNSでは、高市早苗首相の話題や国会の話題にも言及を続ける。政界復帰はないのか。上西は「当時と違って今はSNSがすごいじゃないですか。切り取られてお金儲けに使われたり、炎上させられたり。今はねぇ…」とけむに巻いた。【阪口孝志】