「エイプリルフール疲れ」やトラブルも 4・1投稿「滑ってる」「もう流行ってない」著名人も声

篠原裕明氏のXから

今年も4月1日には、Xなどで「エープリルフール(エイプリルフール)」の“ウソ”のネタ投稿が、各企業や個人から多数、ポストされた。一方で投稿に懐疑的な姿勢や“疲れ”を示す反応も著名人などから複数出ている。

大手企業からは、プロモーションも兼ねた多数のネタが投稿され、個人でも多数の投稿がみられる。そんな中だが、テレビ東京の元官邸キャップの名物記者、篠原裕明氏は1日にXで「もうX上の4.1ネタやめてほしい。ほとんど滑ってるよ」と投稿。「なぜ、エイプリルフールネタが滑り、迷惑か」を2点にまとめ「新年度初日でさまざま変更があるなか、誤情報を信じ込みやすい」「大量発生でタイムラインが埋まり、全体が『ノイズ』になる」と指摘し、長文で解説した。

漫画家の倉田真由美氏は「エイプリル・フールか」と前置きし「皆がクスッと笑えるような嘘って難しいから、迷ったらやめといたほうがいいかもしれません。毎年、エイプリル・フールでやらかしてる人を見るので」と持論を展開。「日常ネタは、エイプリル・フールに呟くのが憚られる。どんな話でも、嘘だと勘繰られる危険がある日だから」と投稿した。

タレント蒼井そらは「エイプリルフールに嘘をつくって言うの、まだ流行ってる?」と確認するように投稿した。

日本酒「絹乃峰」の製造元で、積極的な発信で10万人を超えるフォロワーがいることで知られる赤名酒造(島根県)は「他社のことはできるだけ発信しないようにしていますが公式さん方は、エイプリルフールはもう流行っていないのを理解したほうが良いですね。皆様混乱していますよ」と指摘しながら「一般の方々に任せて、公式さん方は、4月1日のもっと重要な内容を投稿されたらいかがでしょう」との呼びかけを行うなど、企業側の声もあがっている。

トラブルなども発生。アニメ専門店「アニメイト」は、女性向け恋愛ゲーム「乙女ゲーム」をプロデュースした、というエイプリルフール投稿にあった「学園もの、異世界転生、BL展開などなんでもありの乙女ゲーム!?」との表記をめぐり批判の声があがった。同社は「本日0時に公開いたしました弊社のエイプリルフール投稿において、内容に不適切かつ配慮を欠く表現が含まれておりましたため、当該投稿を削除いたしました。本件により、ご不快な思いをされた皆様ならびに関係者の皆様に、多大なるご迷惑をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。本件を真摯に受け止め、投稿内容や表現のあり方を見直すとともに、今後は皆様に安心してお楽しみいただける発信・取り組みとなるようより一層努めてまいります」と謝罪した。

静岡新聞は、同社の紙面を装い、東海道新幹線に関連した事実ではない内容を記した画像が拡散したことに対し注意喚起。静岡新聞デジタル編集部長の名義のアカウントで「#エイプリルフールネタにマジレス」というハッシュタグを付け「静岡新聞は2023年3月に夕刊を廃止しており、この紙面はフェイクニュースです。ご注意ください」とした。静岡新聞の公式サイトでも「この投稿は東海道新幹線について触れていますが、当社はこの投稿内容について一切関知しておりません」と声明を出す事態となった。