【解説】櫻坂46新副キャプテン山﨑天とは 加入8年目20歳、ムードメーカーでエースの1人

「5th YEAR ANNIVERSARY LIVE」を行った櫻坂46山﨑天((C)Seed&Flower LLC)

櫻坂46に、3年半ぶりに新たな副キャプテンが誕生した。11、12日に東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で開催された5周年ライブ「5th YEAR ANNIVERSARY LIVE」で、二期生の山﨑天(20)の副キャプテン就任が発表された。

22年11月、初代キャプテン菅井友香(30)の卒業に伴い、副キャプテンだった松田里奈(26)が2代目キャプテンとなって以来、副キャプテンは不在だった。

初日公演で松田が副キャプテンの名前を発表した瞬間、大きなどよめきが起こった。山﨑が「私にできることは何でもやるって決めました。私も本当に櫻坂が大好きで、このグループのためなら何だってやりたいですし、命をかけてグループを守りたいと思っています」と深いグループ愛や覚悟を明かし、「そう思えたのはBuddies(ファンの総称)のおかげなんですよ。まだまだ未熟者ですけど、精いっぱい頑張りたいと思います」とあいさつすると、大歓声を浴びた。

櫻坂46に改名してからはシングル表題曲やアルバムリード曲でセンターも務めた、エースの1人でもある。明るい性格でムードメーカー。この日のライブでもセンターを務める「何歳の頃に戻りたいのか?」では「国立、準備はいいか~?行くぞー!!」と絶叫。爆発力のあるパフォーマンスでファンを魅了し続ける。MV撮影やライブのリハーサルでも、合間にメンバーとはしゃいだりして場を和ませる。後輩たちからもしばしば「天さんが盛り上げてくださるおかげで、緊張がほぐれました」などの声を聞く。

オーディションを受けた18年夏はまだ12歳の中1だった。日焼けしたまま参加した当時の様子を「夏休みの子供が来た、みたいな感じだった」とメンバーもスタッフも振り返る。身長は伸び現在169センチ。整った顔立ちはより洗練され、ファッション誌「ViVi」専属モデルとしても活躍している。

まだ20歳とはいえ、加入8年目。現キャプテンと同期からの副キャプテン選出に、驚いたファンも多かったのだろう。

10代のほとんどをグループ活動にささげてきた山﨑を心配する声も聞かれた。一方で、大役を受諾した感謝を伝えたり、「天ちゃんしかいないと思った」というファンも少なくない。山﨑が今後どれだけ活動を続けるのかは現時点ではもちろん分からないが、就任発表当日のブログでは「人生をかけて櫻坂46に、自分の持ってる全てを注ぐ覚悟です」と熱く誓っている。

「何歳の頃に戻りたいのか?」をリリースした24年2月にインタビューした際、当時18歳の山﨑は「10年後にこの曲を聴いたら、いろいろ思うことがあるのかな…」と語っていた。筆者が「10年後はさすがに卒業しているか…いや、10年後もまだ28歳だから続けている可能性はあるか…?」と勝手に思っていると、山﨑は「10年後も、続けているかもしれませんから。年齢的にも、全然あり得ます」と屈託ない笑顔を浮かべていた。

今回山﨑のステージでの姿やブログでの言葉、覚悟に感動したファンや関係者は多いはずだ。まだまだ輝きを増していくであろう、新たな役割を背負う20歳に注目したい。【横山慧】