湖月わたる、宝塚退団20周年公演「TUMBLEWEED」取材会 「まだまだ通過点」

大阪市内で20周年記念公演の取材に出席した元宝塚歌劇団星組トップスター湖月わたる(撮影・松浦隆司)

元宝塚歌劇団星組トップスター湖月わたるが13日、大阪市内で、宝塚歌劇団退団20周年記念公演「TUMBLEWEED(タンブルウィード)」(兵庫・宝塚バウホール=11月6~8日、東京・よみうり大手町ホール=11月12~14日、愛知・御園座=11月18~19日)の取材会に出席した。

退団20周年の節目を迎え「20年後も、まさかステージで表現できているとは思っていなかった」と感謝し、年を重ねても活躍する先輩たちの姿に刺激を受けているといい「まだまだ通過点だと思う」と意気込んだ。

タイトル「TUMBLEWEED」は荒野に生きる植物。枯れた枝が絡まって風に吹かれて転がる様子が、さまざまな挑戦をしながら姿を変えてきた湖月自身の歩みと重なる。

記念公演は在団時からの盟友である演出家・荻田浩一氏と再びタッグを組み、変化に満ちた歩みをたどっていく。今回は湖月自身が振付にも挑戦し、昨年出演した『マイ フレンド ジキル』で振付を担当した益井悠紀子氏に指導を仰ぎながら、新たな学びを得て表現の幅を広げていく。

20年間の歩みで表現者として変わらないものについて「舞台に対する情熱は全く変わっていない」とキッパリ。退団後はブロードウェイ作品、ダンス公演、朗読劇などさまざまなジャンルの作品に出会い、表現の深さと可能性を感じてきたことで、表現者としても「変化」した。

共演は彩凪翔と朴璐美。公演は2部構成。第1部「Reading Play」では、湖月がかつて演じた伝説の女性ガンマン「カラミティ・ジェーン」の波瀾(はらん)万丈の人生を、新たに朗読、ダンス、歌でつづる。第2部の「Show Time」では、スペシャルゲストとのなじみ深いナンバーやトークを届ける。