フリーキャスター宮根誠司(62)がMCを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)の16日の生放送中、元大阪地検検事の亀井正貴弁護士が急に体調を崩し、宮根に身体を支えられる場面があった。SNS上では、いち早く異変を察知し、亀井氏を救助した宮根の対応力に、称賛の声も多く上がった。
番組後半、亀井氏は当初は京都府南丹市の男児遺体遺棄事件について通常通りコメントしていた。ただ今後の捜査展開について宮根に問われた際、それまでの口調とは明らかに異なる様子で「そうですね。あのー」と述べた後、声が弱々しくなった。宮根はここで「先生大丈夫ですか。体調大丈夫?」と事態を察知。すぐに駆け寄った。亀井氏は最初は宮見つめ返すだけで反応できず、宮根は「1回座ってください」と座るよう促した。
亀井氏は立ったままふらつくような様子となり、スタジオ内で「あっ」と心配そうな声も。亀井氏は「大丈夫ですよ」と弱々しい声で応じたが、宮根は「ちょっと、ちょっと、先生、座ってください。めまいのようで」と亀井氏を支え、番組はその後、VTRの放送に切り替わった。
亀井弁護士はこの後、大事を取って番組を退席し、病院に向かった。スタジオゲストの1人として精神科医で産業医、スポーツメンタルアドバイザーとして活躍する木村好珠(このみ)氏が出演しており、亀井弁護士に途中まで付き添い、番組を一時退席した。番組エンディングで、宮根は「番組中にご心配をおかけしました」と視聴者に語りかけ、亀井弁護士について「低血圧だったみたいです」と明かした。「とりあえず病院に行かれました、先生、大事にしてくださいね。身体を」と気遣い、番組を終えた。
SNSなどでは、「宮根さんの素早い対応力、機転が素晴らしい。生放送だからこそ価値有る行いでしたね」「番組中に解説者の体調の異変に素早く気づき駆け寄って心配そうに座って下さいと声をかけたのを見て、咄嗟に人のために的確に動ける優しさに感銘を受けました」「宮根さんの素早い対応に感服。木村先生がいたのも良かった」「宮根氏がすぐに気づいて支えながら呼びかけてた。生放送なのによく対応したわ」などと、宮根氏の機転を称賛する声が多くあがった。
これまでも、テレビの生放送で出演者が体調不良となった際、共演者が救うケースがあった。直近では、2024年11月にフジテレビ系で放送されていた朝番組「めざまし8」で、進行を務める小室瑛莉子アナウンサーが倒れそうになった際、MCの谷原章介が体を支えて介抱する場面があった。
同日の放送では、芸能ニュースについて谷原がコメントを終えた直後、ガタンと音が鳴り、小室アナが「すみません」と言葉を発した。画面が切り替わると、小室アナがふらついて、隣にいた谷原の方向に倒れかかりそうになる様子が映された。谷原は「大丈夫?」と声をかけながらすぐに小室アナに体をよせ、肩を支えながらゆっくりとしゃがみこませるようにして介抱した。画面が報道パネルに切り替わった後、小室アナは体調不良で、スタジオを離席したことが報告された。翌日には一過性の貧血と判明し、2日後には番組に復帰した。当時も、谷原のとっさの対応に称賛の声があがった。
宮根、谷原ともに、局の中心的な情報番組のMCとして、集中力や瞬発力などが求められる中で、番組進行だけでなく、有事への対応力も示した形となった。