お笑いコンビ、バッドボーイズの佐田正樹(47)が17日、東京・足立区の北千住マルイで「大ヤンキー展」(18日~5月10日、同所)のトークセッションを行った。
日本のヤンキー文化に焦点を当てた企画展。2月の第1回開催時には40~50代を中心に好評を博した。特攻服や改造バイクなど300点以上のアイテムが集結し、「ヤンキーの部屋」再現エリアや「なめ猫」「アルプスの少女ハイジ」とのコラボグッズも登場する。
元「総長」でもある佐田はPR大使を務める。「今回はお客さんも試着したりバイクにまたがったり、触って楽しめる遊具的なものがたくさんある。ゴールデンウイークに家族で来ても楽しめるアミューズメントパークになっている」とアピール。私物や学生時代の写真も展示される。
監修した「ヤンキー界の重鎮」こと岩橋健一郎氏は「ヤンキーは生き様、ワルは犯罪」と区別する。コンプライアンス(法令順守)が叫ばれる昨今、佐田は「ヤンキーやリーゼントは日本の文化。悪いことをするのではなく、ファッションとして楽しんでもらえれば」と話す。
特攻服に刻まれる詩は自分で考えるもので「僕、国語の成績だけはいい。芸人になってから、1年間勉強して東大行くみたいな企画で、国語だけはセンター試験90点台出してました」。ゆえに「国語の成績を上げるにはヤンキーになったほうがいい」と持論を語り「魑魅魍魎(ちみもうりょう)とか読めないですもん。僕、読めるんで」と胸を張った。
また「昔、捕まったときに父親から手紙が来た。『もっと本を読みなさい、法律を勉強しなさい』と書いてあった」という実体験から、現代の若者へ「法律を勉強して」と真面目に指南。「法律を知っていれば捕まらない。法律を学ばないと社会では生きていけないので、何が悪いことか分かって、解釈して、自分なりの正義をつくって生きていってください」と説いた。
企画した元放送作家で「スタートアップファクトリー」代表の鈴木おさむ氏(53)は、「僕だけ元ヤンキーじゃない。ヤンキーにボコボコにされたことがある」と懐古。「でも僕らの年代って、ヤンキーじゃなくてもずっと憧れがあるんですね。僕らが初めて戦国ものを見たときと同じように、ヤンキーはもう時代劇的なジャンルの1つになっている。ギャルに並ぶくらい日本のメインカルチャー」と力説した。