名探偵“鶴太郎ポアロ”東京に上陸 片岡鶴太郎が35年ぶり主演舞台「私の代表作になると思う」

舞台「ブラック・コーヒー」ゲネプロで熱演する片岡鶴太郎(撮影・宮地輝)

俳優片岡鶴太郎(71)と鈴木拡樹(40)がダブル主演をする舞台「ブラック・コーヒー」のゲネプロが17日、東京・港区のステラボールで行われた。8~12日まで大阪公演を行い、18~26日まで同所で東京公演を開催する。

アガサ・クリスティの脚本で、1930年代の英国邸宅を舞台に高名な科学者の死と機密情報盗難事件が絡み合う推理劇。片岡は名探偵エルキュール・ポアロを、鈴木が相棒のアーサー・ヘイスティングスを演じる。

片岡にとっては35年ぶりの主演舞台。大阪公演を前にした記者会見では「大変難しい芝居。私ができるのはこのポアロと、(ゲームキャラクターの)ダルシムぐらい」と笑わせ「私にとって代表作になると思います」と決意を明かしていた。この日は「大阪で積み上げたすべてを糧に、東京の舞台へ。その一瞬一瞬に全身全霊を懸け、揺るぎない覚悟で臨みます。その熱と覚悟を、どうか真正面から受け止めてください。劇場でお待ちしております」とコメントした。

鈴木は「大阪公演でたくさんのお客さまにお楽しみいただいた極上のミステリーを、東京でもご覧いただけるのが楽しみです。大阪公演を通してスタッフとキャストの連携もより深まり、良い座組の中で公演に臨めています。東京公演も片岡鶴太郎さん演じるエルキュール・ポアロの相棒として演じさせていただけることを楽しみにしています。引き続き、たくさんのお客さまに極上のミステリーをお届けします」と意気込みを明かした。

死去した科学者の息子を新木宏典(42)、その妻を凰稀かなめ(43)、科学者のめいを天華えま(33)、秘書を中尾暢樹(29)、そしてある秘密を知る医者を玉城裕規(40)が演じる。

新木は「大阪公演を終えて、東京公演が始まります。稽古場から、作品の流れを大切に稽古を積み重ねてきたからこそ、一公演一公演、その作品でしか生まれない空気が漂う、特別な公演に毎回なっています。東京公演でも、また新鮮な公演が生まれると思います。見にきていただいたその公演でしか味わう事ができない、特別な公演。一度観て興味が湧いたら、二度三度と観ていただき、楽しんでいただけたら、うれしく思います」。

凰稀は「『ブラックコーヒー』、大阪を終えて東京が始まります。さらにパワーアップして、皆さまにサスペンスの最高峰をお届けしたく思っております。誰をも疑える行動をしっかり観て推理してくださいね。見逃したシーンをもう一度チェックするのも楽しいですよ」。

天華は「大阪公演ではお客さまのパワーを頂き、本当に幸せでした!! アガサクリスティの世界観に浸りながら極上のミステリーをお届けしたいと思います! 誰が犯人なのか…。ぜひポワロさんとヘイスティングスさん(ペットちゃん)と一緒に推理をしながらお楽しみください!!」。

中尾は「東京公演を楽しみにしてる方。お待たせしました。大阪にてまた一つ進化したカンパニー一同がすてきなミステリーをお届けします。この機会でしか見ることができない作品ですので、気になる方はぜひ劇場までお越しください」。

玉城は「大阪公演での濃密かつすてきな時を過ごし、東京になります。ステラボールならではの邸内の空気を感じ、お客さまと共にミステリーな時を過ごせるのを楽しみにしております」とそれぞれコメントした。