THE ALFEE、3000公演の金字塔「まだまだしつこく」3000本“先輩”からも祝福「あっぱれ」

3000本目のコンサートを開催したTHE ALFEE。左から桜井賢、高見沢俊彦、坂崎幸之助

THE ALFEEが17日、東京ガーデンシアターで通算3000本目となるコンサートを開催した。日本のロックバンドでは前人未到の記録で、メモリアルな一夜を6200人のファンと祝った。

53年間変わらないサウンドで、3000度目のステージを彩った。昨年リリースの74枚目シングル「HEART OF RAINBOW」で幕を開け、ヒット曲「星空のディスタンス」などを披露。衰えを一切感じさせない軽やかで鮮やかなサウンドと突き抜けるようなハイトーンボイスで、全18曲を披露。約3時間、ファンは拳を突き上げ続けた。

1974年(昭49)8月25日の初コンサートから約52年。デビュー以来一度も活動を止めることなくステージに立ち続け、金字塔を打ち立てた。坂崎幸之助(72)は「コロナがなかったら2年前に達成していた」としつつ、高見沢俊彦(72)は「50周年で3000回だと情報量が多いから、今年でよかった」と笑みを浮かべた。

この日は3000回セレモニーも行われ、プロ野球で3000本安打を達成した張本勲氏(85)から「あっぱれ」のお祝いメッセージと、サイン入りバットを受け取った。高見沢は「張本さんは3085本打っている。僕らの今の目標も3085本」と掲げた。

高見沢はこの日が72歳の誕生日。「こうしてステージに立って皆さんの顔を見ていると、72歳に“なれた”と思えた。72年生きていれば、いいこともそうじゃないこともあったけど、52年も3人で音楽をやっていると、うまくいかなかったことも孤独だったことも心の奥に音になって残って忘れない。だから、72歳は悪くない。なかなかいいです」と胸を張った。

続けて「忘れ物も増えたけど、こうして会いに来てくれる方がいること、僕らの曲を生で聞きに来てくれる方がいること、拍手をくれること、それだけは覚えていられます。3000回の誇りを持って言わせてください。ここまで来られたのは自分らの力だけではありません。皆さんのおかげなんです」と感謝し「どこまで行けるか分からないけど、今日より明日の方が少しでもいい音を鳴らせるように、まだまだしつこくやります。どうかまだもう少しだけ付き合ってください」と宣言した。