【全文】小沢健二の父、筑波大名誉教授の小澤俊夫さんが96歳で死去、弟は小澤征爾さん

小沢健二(1995年12月)

シンガー・ソングライター小沢健二(58)が20日、Xを更新。実父の筑波大学名誉教授の小澤俊夫さんが18日に96歳で亡くなっことを、声明を通じ発表した。敏夫さんの弟は24年2月に88歳で亡くなった世界的な指揮者小澤征爾さん。

小沢は「父を知っていらした多くの方にお伝えしたく、この場をお借りするのですが、筑波大学名誉教授・小澤昔ばなし研究所長である父・小澤俊夫が4月18日、この世を発ちました。96歳でした」と発表。「3月22日に学習院大学で最終講義をした後、気持ちは元気なまま身体が弱ってゆき、母に『ご飯食べた?』と訊ねたのが最後の言葉でした」と明かした。その上で「昔の学生さんや同僚の皆さんに支えられた最終講義を終えて、静かに天に召されたのは幸せだったはずです」とつづった。

敏夫さんと小澤征爾さんの関係性については「父は2年前に他界した弟・小澤征爾ととても仲が良かったので、あちらで一緒に歌ったりするだろうと思います」とした。

 

以下、発表全文。

父を知っていらした多くの方にお伝えしたく、この場をお借りするのですが、筑波大学名誉教授・小澤昔ばなし研究所長である父・小澤俊夫が4月18日、この世を発ちました。96歳でした。3月22日に学習院大学で最終講義をした後、気持ちは元気なまま身体が弱ってゆき、母に「ご飯食べた?」と訊ねたのが最後の言葉でした。

近年の父は「もうそんなに生きねえだろ」などと揚々と言い放ちつつ、「仕事しなきゃ」と最後まで研究に熱心でした。昔の学生さんや同僚の皆さんに支えられた最終講義を終えて、静かに天に召されたのは幸せだったはずです。父は2年前に他界した弟・小澤征爾ととても仲が良かったので、あちらで一緒に歌ったりするだろうと思います。

父に良くしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。母も兄も僕も家族みんな、父にしっかりお別れをして、気持ちはすっきりしています。

お別れの日程はお世話になった皆様に、昔ばなし研究所からメール等で順次お知らせしています。

僕のリスナーの方は今週末がツアーの初日なのをご存知と思いますが、心配ご無用です。父は大往生でしたし、きちんとお別れができました。一つ問題は、今回のツアー用の新曲『いつか僕は』の冒頭の歌詞が(書こうと思って書いたわけではないのですが)父の話で、その部分が声にならないかもしれません。聞き取れないと悔しいので、その部分だけ記しておきます。もしかしたら、ちょうどいいお別れの詞なのかもしれません。

いつか僕は光る湖のほとり まだ若かった父に聞いたことがあった

いつか僕が大人になる頃には戦争とかはなくなっているのかな?と

 

2026年4月20日

小沢健二

(戸籍では「澤」なのですが、小学校くらいから使ってないのです。結構な漢字なのと、母が小沢表記で、なんとなくチームに分かれていて…笑)