井ノ原快彦「特捜9」は“遺産”「いろんな人にバトンを渡していけたら」後輩への思い語る

「有働イノッチの探険!世界遺産」のMCを務める井ノ原快彦(左)と有働由美子

有働由美子(57)と井ノ原快彦(49)が世界遺産を旅するテレビ朝日系のスペシャル企画「有働イノッチの探険!世界遺産」が24日午後8時から放送される。NHK「あさイチ」でMCを務めていた名コンビが8年ぶりに復活。このほど行われた取材会で、本紙などの取材に応じた。

2人は2泊4日の強行スケジュールで米ハワイを訪問。世界自然遺産に登録されているキラウエア火山など2人が目の当たりにした自然の壮大さや感動を伝えていく。番組内では有働が衝動買いしたウクレレを使って、夕日をバックに2人で弾き語りをしたりと8年間と変わらず、全力で番組作りを楽しんだ。

ハワイでは壮大な自然遺産に触れたが、井ノ原の人生にとっての“遺産”を問うと、約20年間苦楽をともにした同局系の人気シリーズ「特捜9」について言及した。1979年(昭54)から1984年(昭59)にかけて同局系で放送された「西部警察」を見たのがきっかけで芸能界を目指した。数十年後、くしくも同じテレビ局で刑事ドラマの主演を拝命。「20年やらせていただいたっていう経験も、自分の中でも大遺産ですし、そもそも渡瀬恒彦さんが始められたドラマから始まっているので、そこから受け継いだものというのはとても大きい。後輩もそうですし、いろんな人にバトンを渡していけたらいいなと思います」と次世代への継承も願いの1つ。

その水曜9時枠では、後輩のtimelesz佐藤勝利(29)が土屋太鳳(31)と主演を務める「ボーダレス~広域移動捜査隊~」が放送中。2人の座長ぶりには「めちゃくちゃマインドがいい」と太鼓判を押し、「早くも家族みたいな関係を作らせてもらってて、これもまた新たな僕の中の遺産になるんじゃないかなって思ってます」と尊さを感じている。

○…後輩グループの「嵐」が5月31日で活動終了を迎える。井ノ原の青春時代を元に作られた作品で出身地である東京・八潮が舞台のモデル、ロケ地となった映画「ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY」(02年公開)、「ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶんHAPPY」(14年公開)で共演するなど、5人との関係性は長く深い。井ノ原は「本当に直の後輩なのでずっと応援もしてるし、と同時にやっぱり寂しさも今回は感じているんです」と吐露。自身が26年間活動し、21年11月に幕を閉じた「V6」の解散時もファンから惜しむ声が相次いだ。井ノ原自身も“当事者”の立場に立った経験がある。「みんなとても悲しんでくれたんですけど、これから先も生きていかなきゃいけない。嵐の活動はなくなるけど、嵐がファンの人たちの心からなくなるわけじゃないから、そのまま大切に嵐の思い出を残しておいてほしいなって思います」と願った。重ねて「僕自身も嵐の好きな曲とかも聞いて、また思い出したいなと思います」と語った。