萩原聖人15年ぶり単独主演に照れ笑い「まぁ、うれしいですけど、主演は勘弁してくれよ、と」

映画「月の犬」完成披露上映会・舞台挨拶 撮影時のエピソードを話す渋谷そらじ(左)と萩原聖人

萩原聖人(54)が20日、東京・シネマート新宿で行われた主演映画「月の犬」(横井健司監督、24日公開)完成披露試写会に登壇。10年「BOX 袴田事件 命とは」(高橋伴明監督)以来15年ぶりの単独主演映画で「まぁ、うれしいですけどね、主演は勘弁してくれよ、というのがある。監督と同じくらい、大変なのは主演と相場が決まっている」と言い、照れくさそうに笑った。

「月の犬」は、反社会で生きてきた中、連れ添った妻の病気に気づかずに亡くしたことを悔やみ、極道の世界を離れ、知らない街に流れ着き、1人の少年・将吾の面倒を見ることを任せられた、萩原演じる東島龍を描く。萩原は「地味」と評した。その上で「昔の日本映画…そこまで昔でなくても、あったものが、現実的な、いろいろなものにボヤかされたところがある。『一緒に作りましょう』と監督に言われ、こういう主演なら、やってみたいと思いました」と15年ぶりの単独主演のオファーを受けた経緯を語った。その上で「誤解を恐れずに言えば、説明することが一切ない。役者は説明させられることが多く、そことどう闘うか。何も説明しないで、どう見せるか…怖さもありますけどね」と作品を評した。

舞台あいさつの最後には「バズりゃいいんで、SNSで拡散してくれれば。間違いなく、良い作品になっていると思うんで」と、独特の言い回しで観客に応援を呼びかけた。この日は、東島の元部下・大川を演じた、やべきょうすけ(52)とバーの元締の会長・南辰也役の深水元基(46)も登壇。